先日(ARIAシンソニードエレガットと同日に)ヤフオクで¥28,536で落札して¥2,100の送料とその日の朝にきた¥1500オフクーポンと136のPayPayポイントを使って総額¥29,000でゲットした〜ちなみに画像本体と出品者があくまでも輸送用注釈したスタッフォード製の一部が割れて欠損したハードケースが付いてた。(*只今、ボンドとパテで修復中)

本体はYAMAHAのアコギ特有のトップ塗装の経年劣化による白濁以外は無傷の超美品。


同社の同じFPX-300(アコギ版)と共に10年以上前からずっと気になっていたギターだったのでようやく我が手に入ったのは嬉しい。

(〜エレガットというジャンルもゲットしてあとは気になるジャンルがあるとすれば唯一リラコードトップのオベイションのアダマスだけ。。)


まず、ネック幅が48mmでちょっと太めのアコギを握る感覚で握れてガットギターとは思えないほど握りやすいが、即ちそれが即弾きやすいかはまた別問題で、その分各弦がアコギのそれより太い分だけ普通のガットギターより弦間が狭まるからこれはこれに慣れる事が必要。


ボディー形状は手持ちのYAMAHA FGシリーズのフォークサイズ(170、250F、252)と全く同じ。

ボディートップはスプルース単板でサイドバックとブリッジはローズウッドでネックはナトーで指板は木目の細かいエボニー。〜生音でも充分鳴る。


アンダーサドル式のピエゾピックアップにボディー内部に仕込まれたコンデンサーマイクの音をブレンダーで混ぜるハイブリッドスタイルでこれがとても塩梅が良くて3バンド式のイコライザーも付いていて使いやすい。(*コンデンサーマイクの風防は予想通り触れたら粉々になったのでAmazonで代替え品を購入した。) 


まだ弾き始めたばかりだが、生鳴りを含めて本体の性能は予想を超えて良かった。


追記:入札中に出品者に質問しても不明のままだったトラスロッドの具合だが、締めすぎてあって緩めたくてもなかなか緩めることが出来ない。仕方なく接点復活剤を何度かスプレーして少しずつチャレンジしたら何とか回せたので一度カバー部分を外してネジ山に当たる部分のメスの溝にロウソクを溶かして塗って戻した〜かなり両方向に回しやすくなった。

〜回り切ったトラスロッドはこのやり方で未だ少しくらいなら締めることが出来るようになります。


〜それにしてもあの締め過ぎ状態はトラスロッド締め側に余裕なしとちゃんと状態を表記しておいて欲しかった。


再追記:おそらく前回に締め過ぎられて固着していたトラスロッドを強引に緩めて外したときの衝撃が原因だろうけど、ネックとボディー表面の接着部分が剥離してしまっていたことが、先日判明した〜思い返せばロッドが緩んだ時にピキッ!と異音を耳にしたような。。。。。

早速、手持ちのタイトボンドを隙間に流し込んで、クランプにゴムをかまして固定して約24時間放置してなんとか無事修復出来た〜再び弦を張って様子を見ているが、今のところオクターブチューニングもちゃんと合うし、その他の問題もない〜そこそこ経年した個体だから仕方ないが、なんやかんやでだんだん問題の多い個体になってきた。

そう言いつつも愛着も沸いて来てる〜出来の悪い手間のかかるギターほど可愛い的な、、、。




*まだ音源がないので手持ちのYAMAHA G-70Aでカバーしたこの動画を