「うつろひ」
**********************
疑心が一杯で眠れない夜は僕は得意の妄想で頭の中を一杯にする。それはある意味では現実逃避的でネガティブなやり過ごし方と言われ兼ねないが、そんな時の僕にはそれを瞑想でやり過ごす気力なんてないから、仕方なくそうするしかない。
もうかれこれここしばらくは出逢えてないが、
とことんまで愛し合った果ての愛しさや憎しみを感じ合えるであろうそんな恋の相手は自分の胸の鼓動が迷わずに選んでくれるから今はまだ焦ることはないとその度に自分に言い聞かせてる。
 
世間はまるで回る様々なカラーに変色を繰り返すミラーボールみたいで一色じゃ語り尽くせないほどに複雑過ぎる。
誰かが投げた虚で染めた最後のボールのコースが
インコース低めなのかアウトコースの低めなのかは当然のことながら、誰も知る由もない。  

うつろひはいつも突然僕の中にやって来て僕の心をどこかへ連れて行って知らんぷりする。
それはまるで、なんかボャーとまどろんだ視界の中で遠くから見知らぬ女が僕に微笑んでるみたいに。。。
 
 
青春時代の自分の甘さや青さを思い出すたびに
蒼白になる自分の顔面がその思い出に溶け込んでなんか恥ずかしい気分になる。
今一番流行りのダンスのステップはよく観ると
宇宙船から初上陸したばかりの何処かの国の観測機みたいだった〜それはまるでMの文字が歩いてるかのように。。
 
世間は飛び跳ねるゴム製のパワーボールみたいで、その動きはひと時も止まることがない。
自分で虚と書いた記念のボールは一生懸命働いた自分を労い朦朧とする場面を鮮やかに映す。
 
それがうたかたの恋と知りながらも欲望のままに無心で貴女と全裸で絡み合ったあの日の午後を今も鮮明に覚えているし忘れるわけもない。
その日の何気ないひと時に「ときめきもただの言い訳でしょ?」とオトナの貴女がつぶやいたのを僕は今も忘れない。
 
うつろひはいつも突然僕の脳裏にやって来て僕の心をどこかへ連れて行って知らんぷりする。
なんかボャーとまどろんだ視界の中で遠くから見知らぬ女が僕に微笑んでるみたいに。
 
疑心が一杯で眠れない夜は僕は得意の妄想で頭の中を一杯にする。それはある意味では現実逃避的でネガティブなやり過ごし方と言われ兼ねないが、そんな時の僕にはそれを瞑想でやり過ごす気力なんてないから、仕方なくそうするしかない。
もうかれこれここしばらくは出逢えてないが、
とことんまで愛し合った果ての愛しさや憎しみを感じ合えるであろうそんな恋の相手は自分の胸の鼓動が迷わずに選んでくれるから今はまだ焦ることはないとその度に自分に言い聞かせてる。
**********************


後記:その2としたのは前回の歌詞からの大意的な拡張でさえもまだ言葉が足りない気がした多から〜歌詞を作るというのはあくまでもゼロからないモノを作る作業だが、実はその区切られた短い言葉は実はこれだけの言葉から切り取られた引き算的な結果の答えに過ぎない。
〜陶器や木彫りの枠から余分な部分を削りとって最終完成形の作品の形を削り出す作業にも似てる〜知らんけど、、、。