第1話を観た〜待望の地上波での宮藤官九郎脚本作品でしかも全開の阿部サダヲ主演ときたら観るしかない‼️〜後半の一部では突然、ミュージカル化という飛び道具まで〜やはりクドカンは何か仕掛けてくれる〜今の退屈なドラマ界に一石を投じてくれそうで楽しみ。。

不良少女で娘役で門脇麦似の河合優実の存在感がまた凄い〜1話を観ただけでしっかり認知させるだけの持って生まれたオーラめいた濃さがある。今後が楽しみ。〜もう一組のタイムトラベラーママ吉田羊の半ギレの演技もTBSならではの隙のないキャスティング。。

一部のネット民の声では昭和時代の様々な表現方法に不適切過ぎるという声がたまにあるが、こういう設定にしないと今のテレビドラマではコンプライアンスをかわすことは不可能だと思う。それにTBSドラマ制作部と宮藤官九郎が気付いただけ。タイトルでちゃんと断ってるしね。
お見事です!
仮にこれさえコンプライアンスにひかかるとか言い出したらもうテレビドラマは終了してしまう。



第2話を観た〜いきなりスポットが現代の離婚主婦仲里依紗に移ったのはびっくりしたが、昭和時代の父阿部サダヲが妻を失くしたエピソードと娘がグレてる理由が判明してクドカン特有のホームドラマの作り方だと納得〜昭和の磯村勇斗が仮面ライダーチックで◎




第3話を観ている〜冒頭でいきなりタイムマシンの開発者が阿部サダヲの娘の同級生で元教え子だと判明〜久々全開のなんとかする男の八嶋智人の怪演もロバート秋山の奇演もドラマの枠内にフィットさせて上手く栄養にしてしまうのがクドカン作品の凄み〜今季の他作品とはレベチだ。。


昭和のシーンでロバート秋山に吉田羊のお尻をセクハラさせた後に令和時代で急遽MC代役の八嶋智人のアドリブコメントにコンプラ違反のダメ出しをP山本耕史に連発させる場面は時代を超えたモラルのコントラスト表現でこれまたクドカンならではの凄技。

今季で一番パンキーなドラマだ。


ラストのセクハラボーダーラインを題材にした毎回お約束のプチミュージカルショーではQueenまでパロってしまうやりたい放題〜これを観てしまうとますます他のドラマはコンプラにビビって何を小さくまとまってつまらなくしてるの?と思うしかなくなる。。


よくよく観なおしてみると、クドカンは完全に大人計画の舞台での今作ではラスト前恒例の突然ミュージカル等の飛び道具何でもありの方法論を垣根を壊してドラマに持ち込んでしまった〜だから収録なのに妙なライブ感を画面から溢れでている。。


今の月9と対照的にあまり今まで、認知されていない演者達をピンポイントで有効に使って漏れなくドラマ映えさせるクドカンマジックが炸裂させまくってる〜月9は真逆で有名な演者を終始逆映えさせまくっている〜ここまで真逆なのも珍しい。。。



第4話を観た〜阿部サダヲと仲里依紗の時空を超えた接触をタイムパラドックスによるビリビリで不可能にする歯止めをしながらも現代のTVドラマのベッドシーンをネタに何故こうもつまらなくなってるのに誰も抗わないの?という問いと怒りを感じた今話だった。。


ラストの写真で投げかけられたタイムトラベラー阿部サダヲの想い人仲里依紗が実は娘純子の娘つまり孫疑惑で話は更にもつれたが序盤のタイムパラドックスによる接触障害の伏線はキチンと回収する丁寧さが◎〜ちょっとこれ以外の作品とはレベチ過ぎる完成度。。


俺の愚か者がギンギラギンになら、、ない、、!〜ムッチ磯村勇斗先輩が娘の純子(河合優実)とのチョメチョメ未遂時に言ったセリフが胸に響いた今話のコンセプトは未然〜つまりしそうでしないことでコンプララインの手前で寸止めする手法。



第5話を観た〜全ての登場場面での阿部サダヲの使い方に一切の無駄と失敗がない〜時空を超えた令和時代の思い人仲里依紗が実の孫で娘の純子と未来の自分が大震災で死亡したと発覚した今話〜錦戸亮を経年で古田新太に見事に卒なく劣化させる配役はお見事‼️さすがのクドカンドラマって感じがした。


「VIVANT」が放送していたクール同様に今クールでは他作品とちょっとレベルの違いを感じさせてる〜特に阿部サダヲ、仲里依紗、吉田羊、八嶋智仁、古田新太など実力派がのびのびと手を伸ばして毎回にそれぞれ漏れなく怪演を観せてくれるというとても贅沢な作品になってる。。



第7話を観た〜今話はラストのキョンキョンと彦麻呂の当時元アイドル二人のサプライズ出演とその存在感の強さを見せつけられた場面に尽きる〜両方の時代でトラベラー阿部サダヲがストーリーテラーの役目も兼ねるようになってきた〜娘純子の豹変に◎