扉達(歌詞)


我を求め歌えば、遊女の如くあらわに

細い影に身を映し誰を誘う?


〝詩人の叫び〟演じては2つの世界に彷徨う

帰る場所はそこにある、ただ扉が見えない


You call and tell me.

ありのままで、、、

狂おしくも激しくも、、、

Jim!!! あの日もひとり、、、


本当の意味が見え隠れ、話せない君のそばで

次の場面に変わるのが早過ぎた夜


他人が言うほど強くない、恋する女になれない

夢と闇の狭間で何を見つめる??


You call and tell me.

生まれたまま、、、

不安な日々顧みず。

Janis!!! 自分の中に、、、


言いたいことが分かるのは

一度も会えないからだろう

次の場面に流されて早過ぎた女(ひと)


You call and tell me.

乱れたまま、、、

自分の音道連れに

Jimi!!! 魔法の指で、、、


時は流れ語り草、扉を覗く人と人

次の場面に待たされて我を忘れる

〜我を忘れる〜我を忘れる〜


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扉達(大意?)



自分をえぐるように歌う時の彼はまるで遊女のように全てをさらけ出したようだ。

その細い影に身を映して、彼はそうすることで

一体誰を誘ってたんだろう?


〝詩人の叫び〟を見事に演じて彼は2つの世界の間をいつも彷徨っていた。

帰る場所はそこにある、それは分かってたんだけど、彼にはその為の扉が見えなかった。


アンタはたまに僕を呼び止めてこう語りかける

「ありのままで、、、それが一番いい、、」

狂おしく、激しくシャウトするアンタが居た

ジム!!! あの日もひとりだったんだろ??


たまにあなたが残したメッセージの本当の意味が見え隠れする〜君のポスターを見つめる夜には。

たぶん、あの夜は次の場面に変わるのが早過ぎたんだろうなぁ、、と勝手に思ったりしてる。


他人が言うほど強くないし、ましてや恋する女になんてなれない彼女はその迫力満点の歌声からは誰も想像出来ないほど細く切なかった。

そんな彼女は毎夜夢と闇の狭間で何を見つめてたんだろう??


君はたまに僕を呼び止めてこう語りかける

「私はただ生まれたままの純真な心でいたかっただけなのに、、、」

それなのに思い出しくない不安な日々ばかり。

ジャニス!!! 君は自分の中に閉じ込めた。


君が言いたいことが何となくだけど分かるのは、

僕が君とは一度も会えないからだろう。

あの日は次の場面が押し寄せて来て君は渦に流されてしまったんだろうなぁ、、と僕は思ってる。


あなたはたまに僕を呼び止めてこう語りかける

「乱れたまま、、弾きまくれば誰でも本当の自分になれるよ!」

未来永劫あなたにしか出せない音を道連れに

ジミ!!! 魔法の指でその音は時を越える。


時は流れてしまって彼らの伝説や影響力の話も今では語り草でしかなくなってしまった。

たまに閉じた扉を覗く人が居るぐらい。

彼らが居た時代より場面転換はかなり遅くなってしまった今では次の場面に待たされて我を忘れてしまう始末〜次の場面はあるのか?とさえ思う。

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<解説>

サブタイトル通り今から38年前の1985年に書いた歌詞です。(奇しくも阪神の前の日本一の年)

この時点での僕の感性と国語力でドアーズのジム・モリスン、ジャニス・ジョップリン、ジミ・ヘンドリックスに捧げて書いた歌詞です。

3人とも27歳で早死にしたので、巷ではロックンローラーは27歳までしか生きられないとう伝説まで出来たほどです。

この頃まだ何者でもなかった僕は毎日殆ど頭の中で自分がこれから開ける扉について考えていました〜どんな扉を開けて僕は何者になるんだろう?ってそんなことばかり考えて迷ってました。

そんな時に上記の3人が奏でる音楽を聴いて癒されるとともに余計に迷った思い出があります。 


そんなこんなで今、過去に描いた未来の僕になれたのかと自問自答したら殆どの皆がそうであるようになれてませんが、まだ自分が自分でいられてることは間違いなく確信してます。


だってその証拠に未だ、たまにこんな文句で一杯の新曲を作ったりしてますから、、。

歌詞だけ聴くと今の本が若いかも?ですけどね。

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何故か今の時期になると扉を見失ってしまった彼らとこの時期に亡くなった天才John Lennonのありし日の姿が脳裏を過ぎる。


なにわともあれ、Merry Xmas !!!!


かれこれもう40年前にまだギリギリ少年の僕が背伸びをして作った曲です。

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今年(2023年)の扉は間もなくしまってすぐに、来年の新しい扉は開かれて行く。。。


〜今年はなんとか上記の「不快指数100(%)」を含めてオリジナル曲を5曲作れたけど、毎年年明けに不安になってるのは〝今年もまだ僕には曲が作れるのか??」ということ。。


まぁ、幾つになってもテーマがあれば曲は書ける

1、2、3、ダァアアア‼️



ちなみに、

以下のプラス計4曲が今年(2023年)に作った曲。

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世に蔓延る様々な出来レースや忖度に。


結局、ちゃんと告白さえ出来なかった昔の恋に。


クリスマスパーティでの自転車2人乗りに。


デッドストック化されつつあるミルクセーキに。