マチソワっ!! | 【公式ブログ】 週刊「神田恭兵」―明日も絶対晴れるっしょ!―

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俳優・神田恭兵。その日々をちょこっと覗いてみませんか?

今日は初のマチネ公演とソワレ公演略してマチソワの日!!
まぁ今まで出てきた作品は基本的にマチソワは当たり前にあるものばかりだったけど、体力よりも精神力を使う今回の公演ではやっぱりマチソワするとクタクタになるもんなんですね(笑)

今抜け殻状態っ´д` ;
って言ってもブログ更新してますがっ!!

今日はこれからも語ると思うけど、フイイについてでも語ろうかと思います。

なんでもABCの中で唯一貴族ではない男、フイイ。扇職人として一日3フランを稼ぎ、自身で勉強をして学問について知識を持っている。特にポーランド分割について熱く意見を持っている。フランスではなく世界の解放を夢見ている。とそんな感じで小説に書いてあったと思います。

この役に向き合った時、何故この男がABCの友になったのか?ということが謎でした。
彼は一見、努力家の言うなれば綺麗な人格者のようにも見える。でもそれだと人間味がイマイチ見えてこない。
どんな役にも必ずその役の負のポイントを探すんです。何だろう人間らしいところって…
と思い、レミゼ好きな方々には怒られると思いますが、俺はフイイって、物凄く自分の生まれにコンプレックスを持っている人間だと思っている。もしかしたら、孤児であるという事実がありつつも、本当の両親を知りたくなかった程に…
きっと世界の不平等さに対して、真の自由というか権利を手に入れたいという思想は、当時の中では急進的なものではなかったハズ?2年前にも大きな革命が起きていたわけで、どこかで革命をしてのし上がってやろうと考えていた貧乏貴族達が沢山いたはずだから、貴族ではなくとも、知識を持ったフイイがこうした考えを持つことは不思議ではない。純粋に平等な世界を作ろうとしてたと思うけどね!!
でも変えられないという事実にも直面した人間であって欲しいなと思う。
だからこそ、自分にはないカリスマを持ったアンジョルラスに理屈ではなく心で魅きつけられていく。彼ならできると確信している。


とまぁ電車が駅に着いちゃったのでこの辺りで(笑)

photo:01


元フイイに会いました(笑)

石井一彰君!!

恭兵。