強迫性障害でアスベストが怖い人へ
✅強迫性障害でアスベストが怖い
強迫性障害でアスベストが怖い人から相談が私の所へ数多く届きます。
アスベスト等の危険物を恐れるのは正常ですが、
それが気になり、日常生活が送れなくなるとさすがに強迫性障害と言わざるを得ない
かと思います。
普通の人はアスベストなど気にも留めていません。
アスベストとは建造物の内壁等に建材物として古い時代に使用されていた物質で、
日本語では石綿と言います。
しかしながら、その危険性がTV、新聞メディア等を通じて報道されるようになってから
今現在、アスベストが建造物に使用することは禁止となっています。
(参考:)
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/sekimen/hourei/dl/hou07-281c.pdf
✅一つの事例:
私の遠い親戚に建築業者がいますが、
彼は解体建築も手がけていましたから、アスベスト問題がメディアを通じて市井に流布された折、
「アスベストを吸入してきたのではないか?」
ということで、
医療機関で検査を受けました。
その結果、比較的高量※のアスベストを吸引していることがわかりました。
註:※一般人と比較した場合の相対量
しかしながら、あれから20年近く経過していますが、
今現在も元気に健康に暮らしています。
(何事もなかったかのような健康さです)
✅私の過去の体験談【強迫性障害でアスベストが怖い】
過去の私は強迫性障害のありとあらゆる症状(他の心の深刻な問題多数有り)がありました。
その症状諸々でイライラし壁を殴ったことがあり、それによりその壁の内側に使用されている建材物に含まれるアスベストが飛散し、それを吸い込んだのではないかと気が気ではなくなったことがあります。
しかし、強迫性障害が改善していくうちにつれて気にもならなくなりました。
✅一般人がアスベストを恐れる理由などまずなし
そもそも一般人がアスベストを恐れる理由はないでしょう。
上述した私の遠い親戚であるベテラン建築業者の健康被害ですらこの
レベルであるということと、
そもそも一般人がアスベストを吸入する機会など限りなく稀であることでしょう。
確かに旧建造物の解体作業の場合、
一般人でもアスベストの粉塵を吸入する可能性があるので注意が必要ですが、
そのような機会など極めて限定的で稀であり、しかも一時的なモノです。
しかもエントロピー増大の法則から距離の2乗で
飛散量は減少します。
近所で解体工事が行われたとしても
あなたが吸入した量は限りなく極わずかです。
強迫性障害があると、こうしたことを過度に気にしてしまうのはわかりますが、
過度に気にしてしまう、不安になるのはやはり普通ではありません。
✅アスベストよりも恐ろしいものは山ほど日常に生活する
アスベスト以上にも危険なモノに日常生活に我々は山ほど直面しています。
しかも、無意識的にです。
もし、それを言うのであれば危険な食品添加物、電磁波、排気ガスの害・・・・・・
も同様に恐ろしく危険なモノであり、電磁波に関してですが、
イギリスのロイズ保険が電磁波の害による健康被害に関す契約文書中のセクターを新たに追加するに至っています。
このように、
アスベスト以外にむしろ危険を認知しないといけない物質及び事象は山ほどあります。
⚠この場で、私は「こうしたモノを過度に気にしろ!」と
言いたいのではありません。
✅強迫性障害は早急に克服してしまった方がいい理由
話を元に戻しますが、
強迫性障害は克服してしまうのが一番です。
強迫性障害が治ると過度の危険物恐怖症等は一掃されるためです。
こうしたものに悩んだりしていること自体が時間の無駄です。
確かに危険物について真剣に思慕することは危険に無頓着になり過ぎている
現代人への警鐘的自省とも言えなくもないので、
そうしたことに頓着する強迫性障害の人はある意味、的を射た賢人存在です。
しかし、そうしたものにこだわり過ぎて、
身動きが取れなくなっているようであれば元も子もありません。
ですので、強迫性障害は早急に完治してしまった方が良いわけです。
正しい方法に則れば強迫性障害は克服することが出来るのです。
悩んでいる方は御相談ください。
注目:
〇強迫性障害のブログ (←ブログ記事一覧へ戻る)