強迫性パーソナリティ障害と強迫性障害の違い【わかりやすい】
強迫性パーソナリティ障害と強迫性障害の違いがわからないという相談が私の所に時折、届くことがあります。
確かに強迫性パーソナリティ障害と強迫性障害の定義を見ても非常に似ているので通常見分けがつきません。
今回は、
強迫性パーソナリティ障害と強迫性障害の違いと
その真実について書いていきます。
強迫性パーソナリティ障害の定義:
- 自己表現の困難性。
- 他者と親密な人間関係を築き上げることの困難性
- 過度に勤勉かつ規則的、秩序的である
- 正義感が異常に強く、義憤に捉われやすい
- しばしば起きる社会的孤立
- 高頻度で併発するうつ病や不安
- 男性に多く発生(女性では稀)
(参照※英語:)
https://www.healthline.com/health/obsessive-compulsive-personality-disorder
強迫性障害の定義:
- 「ドアのカギを閉めたか?」、「警報装置は作動しているか?」、「オーブンまたは電灯のスイッチを消したか?」等の過度の確認を繰り返す。(確認強迫)
妊娠や統合失調症または何か重大な疾病に罹患したのではないかと考える。(疾病恐怖) - 汚染を恐れる過度の潔癖。汚い可能性のあるものへの病的恐れ。従い、過剰な洗浄や消毒、掃除を繰り返す。精神的に汚染されたと感じることもあり、過度の潔癖性、完璧主義性を示す。(潔癖症、汚染恐怖)
- 対称性と順序付け、モノの対称性や縁起に異常にこだわる。(縁起恐怖)
- ある考えの病的反芻及び侵入的思考、いわゆる一連の思考への執着。これらの考えのいくつかは、暴力的または不安になる。(加害恐怖)
https://www.webmd.com/mental-health/obsessive-compulsive-disorder#1
強迫性パーソナリティ障害と強迫性障害の違いとは?
強迫性パーソナリティ障害の人は強迫性があるものの社会的にうまく世渡りし、成功しやすい傾向にあります。
しかし、周囲の人間に完璧性や規則の過剰な遵守を強制するので、煙たがれることが少なくありません。
強迫性パーソナリティ障害の人は完璧にやり遂げるという強迫観念に取りつかれている。
強迫性障害の人はある考えに取りつかれ、身動きが取れなくなりやすく、そのため社会的活動が制限されます。しかしながら、
高いモチベーションを有すため、努力により社会的成功者になることも少なくありません。強迫性障害の人はありとあらゆる強迫観念に取りつかれています。
見た感じほとんど違いが判らないかと思います。
理由は下記の文章をお読みください。
真実
強迫性パーソナリティー障害と強迫性障害を分けて考える意味はほぼありません。
むしろ、強迫性パーソナリティ障害は強迫性障害の亜種と見るのが妥当です。
理由は以下の通りです。
実は強迫性パーソナリティ障害と強迫性障害の原因は真逆になります。
真逆の原因とは何であるかについてここで私は述べることはできません。
(ここまで話して詳細を語らないのは非礼だとは思いますが、機密性の高い情報のため顧客の方にのみお教えしています)
正反対の原因によって強迫性パーソナリティ障害と強迫性障害は発生するモノなのです。
区別がつかないほど似ているモノは同じモノの亜種と見るのが妥当なのです。
共通項とまとめ
しかし、
強迫性パーソナリティ障害にしろ強迫性障害にせよ
共通項も多くあるので、
強迫性パーソナリティ障害の人は私のブログやYouTube等を参照し、
自分で克服してしまうことを推奨します。
(↑私が投稿したYouTube動画)
そもそもパーソナリティ障害を克服できるモノなのかと疑問視される方が多いかとは思いますが、
全く問題ありません。
強迫性パーソナリティ障害の傾向すら消滅可能です。
過度の完璧主義や仕事中毒なども適切なレベルへ移行することでしょう。
強迫性障害も言わずもがな、です。
https://ameblo.jp/kyouhakuseisyougaiblog/
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