強迫性障害で過去を後悔している人へ

 

 

以下のような記事を見つけたので私が回答します。
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そもそもフロイトの心理学は科学ではない

 

そもそもフロイトが言っている話などフロイトの妄想に過ぎず、心理的障害は
何でもかんでも性欲(または欲望)の抑圧と彼は結論付けています。

 

しかもフロイトを始祖とする古典心理学は、統計に基づいたモノではないので
科学ではなく、「文学」「哲学」の分野に含まれるものであるという事も付言しなければなりません。

 

こうした意味不明な言説は信用に値しないです。
 

 

 

酒を飲むと罪悪感に捉われ暗く落ち込んでいた人が、
嘘のように明るくなるのは何故でしょうか?


こうしたことはフロイト等の旧心理学では説明できないことでしょう。

 

 

何故かというと、「脳の機能が心を産んでいる」という基本原理を
彼らは旧世代の理論武装しかせざるを得なかったため、
理解できなかったからです。

 

 

脳とは何かさえも当時理解されていない時代でした。

 

 

 

 

✅では、強迫性障害の人はどうすればいいか、どう考えればいいか?

 

 

強迫性障害で過去を後悔しているという人は
罪悪感が過度に高くなる脳内物質が上昇しているというだけの話です。

(うつ病傾向が強いほど罪悪感は高まります)

 

 

罪悪感はリラックスすればするほど低まります。

GABAという精神のリラックスに関わる神経伝達物質が十分に上昇している状態で
過去を後悔したり、悩んだり、自責の念に捉われたりすることはほぼ不可能です。

 

 

何故なら、リラックスしているとヒトは自分を冷静に見ることが出来るので、
過去の自分はあくまでもその時なり自分なりにベストを尽くしてきたという事実を
理解できるからです。

 

 

その種の状態の人ででは、過去を振り返る際も、
罪悪感にまみれて後悔したり落ち込んだりするというよりも、
むしろ、自分の過去のミスを冷静に分析(感情を挟まない)し、
同じミスをしないようにするにはどうすればいいか?という
建設的、科学的な思考実験をしているはずなのです。

 

✅過去を後悔することが無意味なわけ

 

 

 

誰しもベストを尽くして生きています。

 

 

わざわざ自分の人生を破滅させたり、スポイルする選択を自分で無意識的に或いは積極的に行う人など絶対にいません。
 

少しでも危機を回避しようとベストを尽くしている(きた)のが人間に限りませんが一切の生物なのです。

 

 

最悪の選択をしたと思っている人でも
その選択はその時の自分なりに考えたベストな選択なわけです。
ベストを尽くさなければさらに悲惨な結果が生まれていたことでしょう。

 

 

 

ですので、過去を後悔している人は基本的に勘違いしています。

 

 

・「あの時、こうしていればよかった・・・・・・」
・「あんなことするんじゃなかった・・・・・・」

 

 

などと思念し罪悪感や羞恥心に塗れる人が強迫性障害の人では少なくないのですが、


そのミス、過ちに思える選択とて
ベストを尽くした結果なのです。

 

 

✅強迫性障害の人は過去を後悔しない方が良い理由

 

 

 

強迫性障害の人は過去を後悔するのはやめた方がその克服に確実に良いのです。

 

 

しかし、ヒトの考えや感情というのは脳の機能によって
自動生成される生理現象
です。

 

 

生理現象とは、
暑くなったら汗をかく
寒くなったら体が震える等の人体に備わる
向上性維持機能にフィードバックされて起きる生体内現象で、
不随意的なモノです。

 

 

だから、それをコントロールしろ、といっても
極限的な無理になります。

 

 

 

ですので、
正しくは”過去を後悔したり、振り返らない脳の状態を作る”

ことが強迫性障害の人に早急に求められる真の意味での克服の方法になるのです。

 

 

強迫性障害は精神論や根性論でどうにかなる問題ではなく、
脳の機能を正常化する対策を講じなければ
克服できるモノではない
のです。

 


従って、心理学的アプローチは気休め程度にしかならないわけです。
 

 

そのための方法は私の他のブログや
当ブログ、YouTube等(メインとサブチャンネル)にあります。

 


 

今すぐできることは過去を後悔するエネルギーを
克服のためのエネルギーに変えてしまうことです。

 



 

 

 

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