(最終更新日:2023/07/29)
強迫性障害は毒親が産むのか?
強迫性障害は毒親が産むという説があります。
※注意:この記事は強迫性障害を抱える方の親すべてが毒親であると
いう話ではありませんので予めご了承下さい。
きちんとした人格者の親だが子供が強迫性障害になってしまう事例も学術的に報告されています。
毒親とは
毒親とは毒になる親という意味で、主に90年代~2000年代初頭に日本で
広まった概念です。
毒親から派生して毒母、毒父という用語も奇しくも誕生しています。
強迫性障害の親は強迫性障害(傾向含む)の蓋然性が高い
強迫性障害の人の親は強迫性障害の傾向を持っていることが
少なくありません。
親から子へ遺伝するので当たり前の話です。
その結果、強迫性障害のせいで精神が不安定で子供に
身体的虐待または善意の虐待※をしてしまう場合があり、
そのようなケースではその種の親は毒親と言えるのかもしれません。
※過保護や過干渉を行い親自身は良かれと思っているが、
子供を結果的にスポイルしたり傷つける所為を指す
強迫性障害の人の毒親の典型例について:
強迫性障害の人の毒親で典型的な例は、
毒親が不潔恐怖や汚染恐怖を持っていて、
子供がトイレに行って大便をすると、
子供へ「風呂に入ってきなさい!!」と
命じるというケースで、ここまでいくと、
流石に毒親認定されてもおかしくないと思いました。
というよりも、
ここまで来ると毒親中の毒親でしょう。
以下の文章を読まれて下さい。ヤバすぎます。
Yahoo知恵袋にあったモノです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ここまで来ると毒親と言わざるを得ないかと私は感じます。
毒親などという言葉はまだカワイイモノなのではないかとさえ感じてきます。
こういう親とは義務教育が終わるなり、
高校を卒業するなりしたら関わるのをやめるべきでしょう。
強迫性障害の毒親はそのまた毒親の犠牲者でもある事実を知る
強迫性障害の毒親のそのまた親は毒親の公算が極めて濃厚です。
毒親を産み出す機能不全家庭は世代間伝播するわけです。
ですので、元来的な意味ではその親自体には責任はないとも言えなくもありません。
しかしながら、ある程度の年齢になって、例えば自分の問題を克服しようと努力してきた人と
努力してこなかった人とでは天と地の差の開きがあります。
子供を持ちながら、上記例のように毒親の振る舞いをしてしまう人は、
自分の問題と真剣に向き合ってこなかった人なのかもしれません。
或いは、自分に向き合ってきが精神的に限界を迎えたのかもしれません。
こういう毒親の発生の構図も一応は理解しておくとより俯瞰的に今現在の自分の
現状、家庭環境の問題も理解できるようにヒトはなるのです。
親のせいにしない方が良い理由
強迫性障害にしろアダルトチルドレンの問題にしろ、
親のせいにしない方が克服は早いです。
よくよく考えてみると、
親が悪いだの毒親があーだこーだ言っている時間は
無駄だからです。
✅それよりも、今自分がすべきこと、
目標に全精神を傾け、全力で問題解決に尽力した方が
自分のためになるのは火を見るよりも明らかです。
子供に責任はないのは確かで、親が原因を作ったのは確かかもしれませんが、
不満を垂れる時間があるのであれば、自分の問題解決のために必要な課題を
ひとつひとつ潰して行った方が建設的になり、回復も早いです。
実際に私の自衛隊所属時の上官は、
親父がアル中で母親が自死したそうですが、
家庭にこだわっても選べないからしょうがないよ、
時間の無駄だから、体を鍛えるなり、自分の目標のために
勉強するなりした方が良いよ。
と私にアドバイスされました。
それ以降、私の強迫性障害の回復は劇的速度で
毎年毎年別人になるほど進捗していくという好循環しか生まれなくなりました。
まとめ
強迫性障害の親は(広義では)毒親の公算が高いが、
その親もそのまたその親の被害者の可能性が高い。
こういう事実を一応理解しておくと良い。
しかし、
毒親にこだわるくらいなら、
家を早期に出て、自分の目標の方へエネルギーを傾注させた方が
回復は俄然早くなる。
誰が悪いと不満を言っても前進はないのだから、
時間の無駄です。
その時間を自分の目標に全て向けてしまえばいい。
憤懣エネルギーを全て自分の目標達成に転化させてしまえば成功もしやすい。
不幸な人生を歩んだ人が社会で成功者になることが多いのは
このため。
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