(最終更新日:2023/07/29)
巻き込み型の強迫性障害で困られている家族の方へ
強迫性障害には巻き込み型というものが存在します。
特に確認強迫、汚染恐怖、不潔恐怖、疾病恐怖、縁起恐怖等に頻発するモノになります。
そして、”巻き込みの対象に家族がなる”ことが非常に多いです。
それで、「もう限界!」と感じている強迫性障害を抱える方の家族は少なくなく、
私の所へ毎日大量の相談メールが送られてきます。
✅:強迫性障害とは?
”強迫性障害とは、ある考えに捉われ、四六時中その考えに捕捉され身動きが取れなくなる
心の病気です。
症状としては⑴:強迫観念と⑵:強迫行為があります。
巻き込みが発生しやすいのは主に強迫行為のほうになります。”
✅:強迫性障害の”巻き込み”に家族が最も会いやすい
巻き込みの対象者は主に以下の通りです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
⑴家族(父親、母親、兄弟、姉妹)
⑵伴侶(夫、妻)
⑶恋人(彼氏、彼女)
⑷仲の良い友人
などの当事者と非常に近しい関係にある第三者です。
特に⑴の家族が被害に会うことが最も高頻度に発生します。
何を言っても許されるのは家族の場合が往々であるためです。
何を言っても許される存在に強迫性障害の当事者は自分の想いや
ストレスをぶつけるのです。
✅確認強迫の巻き込みで家族が困るケース
例えば下記の通りです。
何度も何度も家族に確認を求めます。
「○○は大丈夫だよね?」
というようなことを
10回、20回、・・・・・・・100回と同じようなことを数限りな確認し続けます。
確認強迫の本人は何度同じ回答を得られても安心することは
できませんので、延々と確認は続いていくことになります。
✅汚染恐怖、疾病恐怖の巻き込みについて
例えば、
過度の防虫スプレーの散布やアルコール除菌を家族に求めます。
家に現れた虫や外出し不潔な人に会ったり、不潔な場所に行った場合、
本人は風呂に入ったり、アルコール除菌をし続け、
それを家族にも過剰に強制してくることが多くこれが、
”巻き込み”に該当します。あるYahoo知恵袋にあった事例だと、
トイレで排便をしたら風呂に入れと強制さえられてきた
子供さんの話がありました。
↓↓↓↓↓↓
✅洗浄強迫の巻き込みについて
これは直接的な巻き込みというよりも
間接的な巻き込みになるのですが、
洗浄強迫のある人は手洗いを限りなく繰り返すので、
水道料金が1か月換算で10万円を超えてしまったりし、
それで間接的に生活費の過剰使用という形で
家族の家計を巻き込んでいきます。
或いは、家族に清潔でいることを強制してくる場合もあります。
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このように強迫性障害には巻き込みが多いです。
そして、
巻き込みの対象者は上述したように、
家族が一番高頻度で散見されます。
家族が取るべき対策
過剰と思える巻き込みに協力しないことです。
一度許すとジョン・ナッシュのゲーム理論ではないですが、
要求はさらにエスカレートしていくためです。
そして、
「私が主張する脳の機能を正常化する強迫性障害の克服の方法」
を今すぐ実践されてください。
主な概要は:
⑴運動の習慣をつけさせる
⑵座禅や瞑想の習慣をつけさせる
⑶サプリメントやクスリの摂取
⑷考えている暇のない忙しい生活下に身を置かせる
にプラスし、
⑸本人へ援助するのを一切止める
という⑸の措置も巻き込みには追加で必要になります。
✅生死の境に追い込まれると人は変わる
孤立無援の生死の境を彷徨う環境に身を置くと、
本人は変わろうとします。
それを過剰保護で助力や援助をふんだんに与えていると、
本人は変わる努力を放棄しがちです。
ライオンは自分の子供を谷底に突き落とすといいますが、
親は時には冷酷、非情になることも時には必要です。
残酷かもしれませんが、
それが本人のためになる場合も多々あります。
そもそも人はそう簡単に死にません。
私はメキシコでクレジットカードとキャッシュカードを紛失し、
ホームレス生活をしたことがあり、飲まず食わずの状態が長く
続きましたが、死にませんでした。
そこまで非情にはなれないという方は
強迫性障害を抱えるご家族等に対し毅然
とした態度を取られるようにしてください。
最もその前に、一度、精神科の方でベンゾジアゼピン系抗不安薬※の
処方を受けることをおススメします。(※症状があまりに酷い場合)
そして、正直に医師の方へ巻き込みの被害に会っているその内容の詳細について
相談されてください。精神科に相談に行くことは恥ずかしいことではありません。
私の顧客の方で政界に関わる仕事をされている方も存在しますが、
相談に既に行っております。
✅強迫性障害とは脳の問題であって本人の性格の問題ではない
強迫性障害は脳の機能異常で性格の問題ではありません。
最近ではこうした事を主張する医師やカウンセラーが増えているようですが、
そもそも、この事実をネット上に広めたのは、そもそも過去の私でありました。
結局、巻き込み型の強迫性障害は本人の性格の問題ではなく、
脳の問題なのです。
✅私個人の実際の体験談
私も家族を巻き込んだことがあります。
ただ、
「私の場合は、怒りや憤懣を家族に深夜遅く(2時とか3時とか)までぶつけ続けた。」
という形なので強迫によるものではありませんでしたが、
今考えると本当に悪いことをしたと反省しています。
(過去の私は巻き込み型の強迫性障害というよりも自己完結型でした)
@masahirooki123 強迫性障害の症状 (重症例)|【強迫観念=加害恐怖、確認強迫、洗浄強迫、不潔恐怖等】 #強迫性障害 #強迫性障害あるある #加害恐怖 ♬ original sound - 沖仁宏(おきまさひろ)
✅強迫性障害は完治が可能
しかし、
強迫性障害は完治が可能です。
詳細は私の他のブログの方に詳しいです。
克服してしまえば、「あれは一体何だったのか?」と思えるほど馬鹿馬鹿しくなり、
しかも強迫性障害の症状など生活をしていく中で最早、一切でてきません。
信じられないかもしれませんが、
正しい科学的なアプローチを取れば完治していくわけです。
私の顧客の方で大勢の方が治られています。
リバウンド(再発)することすら起こり得ないのです。
「治るのが当たり前」というレベルですので、どうしようもないという方は
私に相談されてみられてください。