(最終更新日:2023/07/29)
 

強迫性障害と脇見恐怖症は併発しやすいです。

今回はその具体的な理由について説明します。

 

 

強迫性障害と脇見恐怖症が併発しやすい理由:

 

 

脇見恐怖症とは、
自分の視線が意志とは反して他人に向かってしまう、自分の視界に入った
対象物(たとえば自分の髪の毛や鼻の頭など)が気になり、物事に集中できない状態を指し、
視線恐怖の一種とされています。

 

 

■:視線恐怖症とは神経症の一種で、
■:強迫性障害も旧名:強迫神経症と言われてきたように、
神経症の一種です。

 

 

 

したがって、
強迫性障害と脇見恐怖症は同じ神経症カテゴリーに含まれる概念であるため併発することが少なくないわけです。

 

 

脇見恐怖症も強迫性障害も元々”神経症カテゴリー”に含まれるため

 

 

過去の私には強迫性障害の他、脇見恐怖症の症状もありました。
このことについて、他のブログやYouTube(メインチャンネル/サブチャンネル)の方で詳しく説明しています。

 

 

例えば脇見恐怖症の症状について
書きますと、
 

TV画面に芸能人が映っているとき、
画面越しにその芸能人が自分に対して視線を向けると、
その視線から目が離せなくなり、心理的にも肉体的にも硬直状態に陥りました。
蛇に睨まれた蛙のような状態です。

さらには、隣の部屋へ行くときにTVを横切る必要があったのですが、
そのTVを横切る際、TVに映る芸能人の目線から
視線を離すことができませんでした。

 

 

強迫性障害も脇見恐怖症もワーキングメモリーに問題を抱えているという共通点:

 

 

■:強迫性障害はワーキングメモリーの問題を抱えており、
■:脇見恐怖症もワーキングメモリーにも問題があります。

 


要するに、
"共通特性"があるわけです。



そういう理由から、
強迫性障害と脇見恐怖症は併発することがよくあるということです。

同じノイローゼカテゴリーなので当たり前の話なのですが、

余計な診断名を水増しして金儲けする精神医猟業界ではよくある話なのです。

 

 

 

私の顧客のある人は10件近くも精神科医を受診したが
ろくな奴がいなかった。


「だからそもそも信用などしない。」
「人の話もろくに効かずにテキトーに薬を処方する提灯医師ばかりだった」
といっています。

 

まとめ:


どちらにせよ、強迫性障害にせよ脇見恐怖症も克服することができますので
気にされる必要は一切ないです。

 

 

 

”併発しやすい”という事実がある時点で、
両者の治し方というのは”ほぼ同じ”になるわけです。

 

難しく考える必要はないですし、
私の顧客の方でこれらの神経症を
実際に克服された方は数多く存在します。

 


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