強迫性障害でぬいぐるみが捨てられない
子供の頃の私はぬいぐるみに過度に執着していたと親から聞いています。
私は幼少期より強迫性障害の特性を示していました。
例えば、
ある時、ミッキーマウスのぬいぐるみが、ほつれてボロボロになりました。
そして親が捨てるというと、尋常ではないレベルで泣き叫んで、
その状況を食い止めたといいます。
又、
毎朝、起床するとぬいぐるみの位置を儀式的に調整して、
少しでも自分の思惑からずれていると、正しい位置へと
ぬいぐるみの位置を整理整頓していたといいます。
親が掃除でぬいぐるみを少しでも別の位置へずらしていると、
物凄く激しい癇癪(かんしゃく)を起したそうです。
私は男ですが、ぬいぐるみへの執着が子供の頃から中学生くらいまで
あったようです。
振り返れば、記憶に残っている強迫の思い出があります。
例を挙げますと、
高校時代にはゴミに愛着が湧いて、
ごみが捨てられなくなるという意味不明な症状で苦しめられました。
例えば、長年使ってきた筆箱などが捨てられない。
TVが捨てられない。
捨てられるとゴミの集積所まで行き、戻してしまう。捨てられると耐え難い喪失感に襲われた。
こんな感じです。
強迫性障害の人は物への思い入れがこのように、人一倍強いことが
よくあります。
それも常軌を逸したレベルにて。
そういったことが、ぬいぐるみへの執着につながることもあるわけです。
この話をこのように私は理解しています。
強迫性障害はとうの昔に完治しているのですが、
今では断捨離で逆に執着しなさすぎになっていますが (^_^)
すごい物ぐさな性格です。
強迫性障害を克服するとモノ、物事への執着心が考えられないほど弱まるわけです。