強迫性障害で口の中で唾が溜まるのが気になる人へ
強迫性障害で唾が溜まるのが気になって仕方がない人が多くいます。
例えば口の中の唾液がたまるのが気になって気になって仕方がない等です。
⑴:常に唾液の事が気になり、仕事や勉強に集中できない方。
⑵:ある日突然、口の中の唾が気になりはじめ「もしこれを一生ずっと気にしていたらどうしよう」といった考えが浮かんできて、次の日以降ずっと続いて今日(こんにち)まで気にしてしまっている、といった感じの方。
⑶:常に口の中の唾がたまるのが気になるので、気を紛らわすためにガムを噛んでごまかしている方。
という症状。
実際にYahoo知恵袋でこのような質問を見かけました。
↓
↑このようなことで悩んでいる強迫性障害の方は少なくありません。
対象は口の中の唾液に限らず、体の様々な点においてです。
ここでは、つばを気にしている人にのみ絞って記述しますが、似たようなケースで身体の別部位を1日中気にしている強迫性障害の人の例については別記事の方※で紹介しようと思います。(※タイプとしては同じようなモノです)
この唾に関する強迫観念は文字通り、自分の唾液を意識してしまう強迫観念です。
普通の人は無意識に唾液を飲み込むが、それが出来ず、
唾液のことが1日中頭にへばりついてとれない方が多いです。
ずっとこの類の強迫観念に悩まされていると、何のための人生なのか本当に悲しくなる方が少なくありません。
私の顧客の方にも数人おられました。
彼ら彼女らは口の中の唾液がたまるのが四六時中気になって
仕方がないと言います。
しかし、仕事をして忙しくしているとき(期間)は
あまり気にならなくなるそうです。
そこで私は唾を気にしないようにするのではなく、
⑴運動の習慣をつけることと、
⑵なるべく生活を忙しくすることを
推奨しました。
⑵時間があって暇が多いほど、
口の中へ意識は集中するので、口の中の唾が気になって仕方がないということが
起きやすいです。
しかし、忙しくていると、そこに意識を分散させている暇がないので、
あまり気にならないというメカニズムです。
⑴また、運動をしてヘトヘトになれば
口の中へと向かうエネルギーは体を動かした分減りますので、
あまり気にならなくなるのです。
この⑴⑵を併行して実践するといい。
毎日、ヘトヘトになるほど忙しく頭も体も回転させ、動き回るのがこのタイプの人へ送ることが出来る対処法です。
過去の私は口の中が気になったことはありませんが、
自分の視界に映る鼻の頭、まつ毛が気になって勉強に集中できなくなったことが
ありました。
しかし、上記2つの対策を講じていたら
気にならなくなりましたね。
ぜひ、試されてみてください。
どうしようもないレベルの方は私にご相談ください。
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