強迫性障害の暴力と暴言に困るご家族の方へ
強迫性障害の息子や娘さんから暴力や暴言等のDV被害を受けられているご家族の方がいます。
そのような方は場合によっては警察に通報する※ことをおススメします。
(※あまりにも常軌を逸している場合)
そして何度もそのような状況が繰り返されれば、
警察は措置入院の手続きを進めるはずです。
本人が苦しいのはわかるのですが、
それを家族に八つ当たりするようでは
今後の見通しも悪くなることでしょう。
(誰も境遇を選ぶこと等できないということは
ある程度の年齢になれば誰しも悟り、
社会人の多くは理解しています。)
ある父親は息子から度重なる暴力を浴びせられていたのですが
心理カウンセラーのアドバイス通り、
とにかく耐えていたところ、
殺されてしまいました。
心理カウンセラーは心理のプロではありませんし、
それは臨床心理士も同等です。
脳の機能が強迫性障害の症状、性格を産んでいるという事実を
彼らの多くはあまりにも軽視している嫌いがあるためです。
強迫性障害の暴力、暴言なども脳の機能によって産み出される現象なのです。
私の所にこの種の問題を抱えた強迫性障害の暴力、暴言が酷い、
何とかしたいという方がいますが、
その強迫性障害の当事者の方の
自分の問題は自分で解決したいという
強い意志がない限りは、
お断りしています。
逆に、
当事者にその意識が強くあるのであれば、
まず間違いなく克服することはできることでしょう。