強迫観念を無視できたらそもそも誰も悩んでないという事実
強迫観念を無視するとほぼ確実に悪化します。
何故かというと強迫観念は生理現象だからで、
生理現象を無視すれば余計に強力化する特性を持ちます。
例えば、酸っぱくてしょうがないレモンを想像しないでください!
と強制されると
余計に、想像してしまい、舌から唾が出てきます。
「強迫観念を無視してください。」とカウンセラー等から言われると、
全く同じ話で、余計に強迫観念に捉われるようになる。
強迫観念を無視して大丈夫なはずがないわけです。
(最も何かが起きるわけではないので、無視して大丈夫、安心していいのは確かですが。)
というか、
そもそも強迫観念を無視することで強迫性障害を克服できるのであれば、
はじめから誰もこの強迫性障害に絶対になっていないという揺るがしようのない現実。
冷静になって考えてみれば誰でも理解できます。
強迫観念を無視できないからの強迫性障害であって、
強迫観念を無視できない脳の状態になっている人に
無視しろというのは
先の
酸っぱくて仕方がないレモンを想像するな!
と言うのと同じ話で無理になるのです。
強迫観念に関しては、
強迫性障害脳を持っている限り
どうしようもないわけです。
精神論や考え方でどうにかなる問題ではないからです。
本気で問題を解決したい方は
御相談ください。
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