ロープでつなげたイカダで川下りの新記録を狙った「連結イカダでギネス記録に挑戦」が8日、北海道の帯広市と音更町の間を流れる十勝川であり、1.8メートル四方の4人乗りイカダ60隻が挑んだが、途中でロープが切れて記録更新はならなかった。

 十勝川の夏の風物詩「十勝川イカダ下り」が40回を迎えたのを記念し、実行委員会が企画。10年前の第30回に、56隻で約1.6キロ下って打ち立てたギネス記録を、57隻以上で塗り替えることを目指した。

 しかし、スタートから間もなく51隻目と52隻目の間で切れた。「もう1回」と声が上がり、イカダを川から引き揚げ、全員で300~400メートル上流へ運び戻して再スタート。これも53隻目と54隻目の間で切れ、更新に4隻足りない53隻と7隻に分かれてゴールした。