生理学的な興味から、セ.ッ.ク.スの効用を整理しています。
セ.ッ.ク.スには各種ホルモンの分泌を促進する効果がありますので、
それらのホルモンの効果を列挙する方向で整理出来そうだ、
という見通しがついたとことです。
目下データ収集中ですが、
有酸素運動が免疫力を向上させる効果について、
このような記述を発見しました。
読者の皆様に一足早くご覧頂こうと思いまして、引用して紹介致します。
筆者は、社員の健康管理を担当する大手企業所属の産業医とのことです。
この記事は、社員に有酸素運動を勧める目的で書かれた模様です。
***
NO.2 運動と免疫力の関係--2003.10.2
(1). 運動とナチュラルキラー細胞
一口に免疫と言っても、免疫は働きの異なる機能を持つ多くの物質により構成されています。中でも運動に対して明らかに反応するものとしてナチュラルキラー細胞（NK細胞）があげられます。
(2). 運動強度とナチュラルキラー細胞活性
運動強度に応じてナチュラルキラー細胞活性は高まり、運動をやめると活性は低下します。問題なのは、無酸素運動後や、2時間以上の運動後には顕著な低下がみられるということです。この時期には免疫力が抑制され、感染の危険性が逆に高くなります・・・（中略）・・・よって免疫力を高めるには、有酸素運動が推奨されます。
(3). 継続した運動習慣とチュラルキラー細胞活性
一方、継続した運動習慣を持つ人の安静時のナチュラルキラー細胞活性は、標準より高いことが示されています。つまり、1回の運動ではデメリットをもたらす運動条件でも、習慣化することによってより大きな免疫能力を獲得することができるのです。
(4). 免疫力を高める運動は人それぞれで違います
以上のことから、中高年者は、虚血性心疾患をはじめとする循環器系の傷害予防も考えて、ウオーキングやジョギング等の有酸素運動を習慣化することをすすめます。いきなり息が切れるような強度の高い運動をすることは好ましくありません。
(5). 楽しく運動をしないと免疫力は高まらない
運動をする際に気をつけてほしいことがもうひとつあります。それは楽しみながら運動をするということです。
ナチュラルキラー細胞には、β-エンドルフィンというホルモンのレセプターがあります。β-エンドルフィンは脳内から出るホルモンで、楽しいとか気持ちがいいという感情を抱いた時にたくさん分泌されます。このβ-エンドルフィンがナチュラルキラー細胞に結合すると細胞活性が増加します。
つまり、意図的に楽しみながらする運動では免疫機能が増加するということです。逆にストレスの高い状態で行えば免疫力は抑制されます。押しつけられて嫌々する運動はむしろマイナスとなるので避けるべきです。
（最前線クラブ「生活人コラム」http://www4.j-pal.ne.jp/~intelligence/BN/INOVOL17.htmlより引用）
***
長々と引用しましたが、結論は、
＃１．楽しいとか気持ち良いという感情によりβエンドルフィンが分泌される、
＃２．βエンドルフィンがナチュラルキラー細胞に結合し、活性化させる、
＃３．免疫力が向上する、
という機構になっているということです。
で、＃１の「楽しいとか気持ち良いという感情」を発生させるものとして、
この記事ではウォーキングやジョギングといった有酸素運動を想定しています。
でも、ウォーキングやジョギングって楽しいですか？楽しくないですよね。
ダンスくらいになると楽しいです。
で、セ.ッ.ク.ス。最高に楽しいですよね。
ですから、先の結論をこう変更出来るわけです。
＃１．楽しく気持ち良いセ.ッ.ク.スによりβエンドルフィンが分泌される、
＃２．βエンドルフィンがナチュラルキラー細胞に結合し、活性化させる、
＃３．免疫力が向上する。
今はＮＫ細胞が活性化することによるメリットを「免疫力向上」の一言で片付けていますが、腫瘍細胞（ガン細胞）やウイルス感染細胞を傷害する（殺す）機能を高めるということですので、ガンが治るとか、エイズが発症しないとか、そういう効用があるものと考えられます。この辺りのことも整理して、お知らせ出来ればと思います。
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