スピリチュアル・ライフ -7ページ目

神霊スポット。2.

神霊スポット。2.


余りにも急な出来事なので息子さんの事を思い、


吉田君の事は知らせ無い様にしていたのです。


「吉田が来たけど何も食べる物が無かったので、二人で


喫茶店に行って来たよ」・・・


「それから吉田が、今度、和歌山へ一度遊びに来いよ


と、言ってくれたので、近いうちに行くよと、


返事したよ。


四年生の夏休みに、吉田の家の裏山のトンネルに、


二人で思い出の宝物を埋めている、それを、一度掘り出


そうと話をした」


お母さんは何も言えず、背筋が凍る思いで聞いていたそ


うです。


でも、何故か息子さんはとても元気に成って、


目の色もハッキリして、今までのようにボーとした、


目の色では無くしっかりした力強い目だったそうです。


次回に

神霊スポット。2.

私には息子さんに憑いている物の姿が、うっすらと見えていた。

神霊スポット。2.


それから四日後の事でした、奥さんから電話が掛かって


きた。


私の所から帰られて直ぐに、親戚にご不幸が出来て、息


子さんを一人、家に残して、ご夫婦で出かけられていた


そうです。


ご夫婦が親戚の家から、自宅に帰ると、今まで自分の部


屋から出て来た事がなかったのに、息子さんは、二階の


自分の部屋から炊事場に降りて来て、「お母さん今日、


久しぶりに吉田が遊びに来たよ」・・  『エッ』・・


お母さんは驚いた。


息子さんは小さい時、お父さんの仕事の都合で和歌山の


お祖母さんの所で、小学生時代を過ごして、中学は吉田


君とは出会っていないはずです、息子さんの親友吉田君


とは小学生時代、大の仲良しで、何をするのも二人でし


た、毎日の様に遊んでいたのに、


それが、中学で息子さんが、転校してからすぐの出来事


でした、吉田君は交通事故で亡くなってしまったので


す。


次回に

神霊スポット2

神霊スポット2


お母さんは泣きながら息子さんの状態を説明された。


私は、お母さんに息子さんの状態を聞かせて頂いたが、


この場所からでは、息子さんの状態を霊視しても余り効


果は得られない、きっと、息子さんには何物かが憑依し


ている、そんな憑依物はうまく姿を隠す。


出来るだけ姿を見せない様に憑依するのです、そして、


少しずつ身体の自由を奪って廃人にしてしまうのです。


私は、お母さんに息子さんの状態がよく分かったので、


今日は一先ず帰って下さい、後日私の方が、お家の方へ


伺いますと伝えた。