スピリチュアル・ライフ -2ページ目

除霊 祈祷

私は、23歳のときに修験道の道に縁を頂いて、20数年間の修行のすえ、

高野山真言宗の一寺で得度受戒傳法灌頂を受興し密教僧となった。

傳法灌頂で師匠から弟子に伝授される秘密の印言は、覚えきれないほどあった、

護身法もその中の一つです。

でも、これが全てだとは思ってません、私のように普通の僧では無く、どんな危険な所にでも飛び込む僧の場合には、たくさんの秘法や印言が必要です。

そして、護身法だけは手を抜いたり、疎かにしないことです、

私は、どんな時、どんな事でも冷静に処理をして、施主様には不安感を抱かせない

事を心がけている。

だが、まだまだ足りない事がたくさんある、もっともっと研究を重ね、弟子に伝授する

為に、私第書や口伝書として伝えねば成らない。

今現在、少しの暇を見つけては私第書を作成する事にしている。


次回に



除霊 祈祷

除霊や祈祷をするにおいて一番気を付けなくてはいけない事は、自分の身を


いかにして、護れるかということです。


  「自分の身や家族の身が護れない人は絶対に手を出さない事です。」


私は、この世界に50年近く身を置いて、さまざまな霊能者や祈祷師、又、友人を


見てきた、そんな人達の殆んどの人が、良い生き方が出来ていない事です。


始めは面白半分に始められた人が殆んどで、家族の事なんて何一つ、


考えていないのが現実で、霊などに触れる度に少しずつ、目に見えない状態で


自分や家族に,障りが溜まって行く、護身法が出来ていないのです。


だから、霊能者の自分自身も、家族の人も不幸になったり、又、悲惨な亡くなり方


するのです。


護身法とは仏教で言う護身法だけでは、とても自分を護る事はできません。


今迄、私が付き合った霊能者の殆んどの人とは、護身法の話はした事は


無かったが、私がこの世界に入って一人だけだった、私と似たような護身法を


使われる人がいた、その人は私より15歳ほど年上の人でしたが、


今でも現役でやっておられます。


私の場合は、5歳~6歳~7歳の時に死を迎えた祖父に、色んな事を教えられた、


その中で今でも覚えている事がたくさんあるが、忘れてしまった事もある、


護身法の事は、20年程前に、友人が大坂の古本屋で、偶然見つけた書物を頂い


た、古い秘法書を読んでいて思い出されたのです。


その、秘法書には念の送り方、返し方、仏教のいろんな法が書かれていたが、


作者名も無く殆んどの字が達筆すぎて読めなかったが、仏教者が書いて


いるのは間違い無かった。

次回に





除霊 祈祷 43年間を振り返って

今日、43年間の修行をふりかえって思い出すことは、その当時の


私は夜になると一歩も家の外に出るのが怖くて出来なかった。


家の中では、何事も無かったのですが、外に出ると暗闇の中で


蠢く物が見えたり、又いろんな声が聞こえてきた、それが怖かった。


自分自身はやんちゃな性格だった為、人には言えず随分悩んだ


ものです、偶然に出会った霊能者に助けていただいた、そして、


血の滲むような修行の道に、修験道から密教の道にと。


でも!これで充分とは言えない、まだまだ修行は足りていない、


死が来るまで修行です。


最近になってよく、どこ何処の寺で得度受戒をされたと言う人が


多く聞く事が有りますが、簡単に得度や受戒をする寺も、寺自体の者


が修行もしないで、お経も満足に唱えられないし経験も無いのに如何


するのだろう、私は不思議で成らない、おそらく、間違った教え方をす


るのだろう。


今思えば私の場合は運がよかったのか、私の師匠は色んな経験を


させて下さった、何事も経験が第一です。


そのおかげで何百種類の修法を身に付ける事が出来た。


最近は暇を見つけては、次の世に残す為に、色々な私第書を


作成している。


これから先は、弟子の募集もして修法も伝授して行こうと計画してい


る。



続く