池の改造が終わってから、2週間ずーと濾過装置を動かしている。問題なく稼動しているが、水温がまだ10度に届かず、錦鯉を入れるには低すぎる。

 

 

錦鯉の適温は18から25度くらいらしい。しかし18度まで上がるのを待っていると、いつまで掛かるのか? 少なくとも15度まで上がればOKとしよう。

 

 

錦鯉の産地、新潟などの北国では、冬は氷の張る野池に放している筈だが、それは秋までにシッカリ餌を食べて体力を蓄えた大きな鯉が、十分な深さの池にいる場合の話だ。

 

 

 

深さが僅か50cmの庭池に入れる小さな鯉に体力がある筈がない。下手に急げば琉金の二の舞で全滅する恐れがある。ここはぐっと我慢して15度まで上がるのを待とう。

 

 

でも少しでも早くしたいのが本心。夜に熱が逃げるのを防ぎたいので、蓋を作った。スタイロフォームを買って、池のサイズにカットしプールシートで覆った。

 

 

日中はオープンで太陽を受け止め、夜は蓋を閉めている。これで少しは早く水温が上がってくれるだろう。出来れば3月末までに15度になって欲しいと思っている。

 

 

さて、芝生も冬色のままで春を待っている。綺麗な緑になって欲しいので、春先の手入れを開始した。最初に、疎らに生えてきた雑草を手で抜き、サッチを熊手で取り除いた。

 

 

次に除草剤を撒き1週間放置した。そしてエアレーションする為にローンスパイクで10cm間隔の穴を開けた。その上から、5mm厚で目土を撒き平らに均した。

 

 

これで来月には新芽が出て、5月には爽やかな緑となって呉れるはず。本当に期待通りになるかは、後のお楽しみ。じっくり待ちましょう。その頃には鯉の稚魚も池に入っているはずだ。

 

つづく。