※前回の記事の続きです。

 

どのような保護者の様子は真似されやすいか、数少ない私の経験で思い返してみました。

一つ目は、「教員も共感できる『子どもの良さ』に気づいていて、それを認めて褒めている時」です。

共感できるというのが半分くらいを占めているのですが、それに加えて親が子どもを褒めている時の様子は真似されやすいです。

良い部分を話すので気持ちが上がっているところが多く、喜び方には個人的特徴があるからです。

例えば手の動きや声のトーンを真似されることが多いですね。

 

二つ目は、「特定の業界用語や一般的ではない言葉を連呼する」です。

専門的な仕事をしている保護者に多いですね。

似たようなものに、「カタカナの言葉を多様する」もあります。

最近は広まって来てますが、一時期の「エビデンス」とかはそれに当たります。

何でもその言葉をつけて話している極端な様子で真似されます。

 

三つ目は、「子どもとそっくりな仕草や話し方をする」です。

親子ですから外見が似ているのは一般的ですが、仕草や話し方が似ていることは、また違って印象になります。

(子どもにとって一番違い大人は保護者ですから、ある意味似るのは当たり前なのですが。)

これは、教員がいつも見ている子どもの仕草や話し方がそこまで目立たないものでも、保護者とセットで考えると特徴的だと感じるからです。

3つ目は一番幅が広いので、それこそ何でも真似されることになります。

 

前回から重ねて説明しておきますが、ほとんどが良い感じで真似されています。

その方々を貶める話にはなっていないことをご理解ください。