
「心がポキッとね」番組ホームページより
【連載コラム 桧山珠美の「あれもこれも言わせて」】
8日スタートの新ドラマ「心がポキッとね」(フジテレビ系)
を見た。脚本&演出は岡田恵和&宮本理江子で、
「最後から二番目の恋」コンビの再登板。とあらば、
小泉今日子と中井貴一の丁々発止なやりとり、テンポのいい
会話劇を堪能できると期待せずにはいられなかったが、
とんでもないものだった。
あまりにもかったるいので途中で寝落ちしてしまったほど。
翌日、気を取り直してもう一度最初から見直したが、
こっちの心がポキッと折れてしまった。
「キレちゃった男(阿部サダヲ)×ストーカー女(水原希子)
×悩めない男(藤木直人)×いい年して自分探し女(山口智子)、
病んでる男女4人のラブコメディー」ということなのだが、
ちっとも笑えない。空回りもいいところだ。

山口智子(左)と水原希子はどちらもウザイ女役(C)日刊ゲンダイ
そもそも、水原希子と山口智子。
2人の女が揃いも揃ってウザい。
ひとつのドラマに2人もウザい女はいらない。
まず水原。とにかくガサツ。フライドポテトの食べ方も
汚いし、スカートなのに、股をガバッと開いて座り、
看板を蹴るなど、「そんなやつおらんやろー」
((C)大木こだま)だ。
空間コーディネーター役の山口は、自慢の料理をせっせと
ブログに上げて、幸せをアピールする女という設定だが、
いい年して「幸せアピール」なんて恥ずかしくない?
ウザい女だから山口が選ばれたのか、
山口が演じるからウザいのか。
ひとつ言えるのは山口の演技が「ロンバケ」の南から
まったく進歩していないこと。藤木に早口で料理の説明をする
場面があったが、何を言ってるか聞き取れない。
典型的な独り善がり演技だ。
前回の「ゴーイングマイホーム」の時もそうだが、結局、
山口が「視聴率の女王」であり続けたのは、
単に出ていなかったからだろう。
出し惜しみすることで価値が上がっていただけと改めて思う。
確かに50歳には見えないが、さすがに、藤木直人と
ラブラブという設定には無理がある。で、何度もチュッチュ
していたのだが、見ているこちらが恥ずかしくなった。
芸達者の阿部も今回は魅力なし。
■裏の「Dr.倫太郎」の高視聴率のアシストか
ただ、なぜか岡田ドラマは評論家の評判がいい。
このドラマもそのうち「名ドラマ」と褒めそやされるかも
しれないが、視聴者はだまされないと思う。
視聴率は10%ちょっとの10.4%だ。
来週からは裏で「Dr倫太郎」(日本テレビ系)が放送
される。「ドクターX」の中園ミホの脚本で
「半沢直樹」の堺雅人が主演。今期の大本命で
高視聴率間違いなしといわれているのに、
フジの“ナイス・アシスト”でさらに視聴率がアップか。
(コラムニスト・桧山珠美)
(日刊ゲンダイ)
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以前に書いた記事は「日刊サイゾー」のものだったが
今回は「日刊ゲンダイ」
内容は同じような事
山口さんの演技は「ロンバケ」当時のままと酷評
ただ水野さんと阿部さんにはハマり役としていたが
これも同じだが来週から始まる
日テレ「Dr.倫太郎」に持っていかれるだろうと
複数の週刊誌が同様の記事を書く
これってマジでダメだってこと?・・・
以上
フジテレビ系ドラマ「心がポキッとね」オリジナルサウンドトラック
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