察しろって言う感じって会社、社会、家庭でも良くあることでしょうが、察しろではなく言語化をオススメします。
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なぜなら、
 
 
現代社会の現象の一つに母子一体感による退行があちらこちらで見受けられるからです。
 
 
コレは、私の推奨する子育ての中でも重要な意味を持つ事項の一つです。
 
 
幼少期にしっかりと親(主に母親)の愛を受けとれなかった方に多く見られる状態です。
 
 
自分の思い通りにいかないと直ぐに怒鳴る、切れる、声を荒げる、物にあたる、などの行為、行動を起こしやすい傾向があります。
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それはなぜ起きるのか?
 
 
母親が常に僕(私)の期待に応えるわけじゃないことを知る時期を通らずに、別離感を知らずして大人になってしまっているから、感情のコントロールが難しい大人になってしまっている。
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気が向いた時しか挨拶しないとか、
自分に好意を寄せる人のみに対応するとか、
ちょっとしたことで直ぐに腹をたてるとか、
心理的に自立の出来ない大人になってしまう。
 
 
そこで家族、友達、同僚、上司はいつもピリピリした中で接しなくてはならないのでいつしか孤立してしまう。
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それでも当人は周りに対しての不平不満をやめないとか、相手のせいにするとかして、なかなか改善の余地が難しくなってくる。
 
 
依存や甘えはずっと続いてしまうので、
 
 
次に周囲がしてしまうことは、
1.面倒だから察したふりをする。
2.気が利いた様にふるまう。
3.ケアをし続ける。
4.離れていく。
 
 
4の離れていくならまだいいのだが、仕事上の部下などで離れられない立場に当たった人はたまったもんじゃない。
 
 
1.2.3をしてしまうことは悪循環を生むだけである。
 
 
それよりも本当ならば、
境界線をひいてあげる。
言語化することによって、常に期待に応えてくれる訳ではないことを知る。
 
 
 
日常生活の中に必要な、
適度な負荷、
適度なフラストレーション、
思い通りにならない状況、
を作ることにより心の成長→課題の分離→心理的な自立をさせてあげることが必要である。
 
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言語化することにより、×いいたいことはわかるだろう!ではなくコミュニケーションの発達を目指すことが望ましい。
 
 
以上でわかるように大人になってからやり直すことは、本人にとって難しいのはもちろんだが、周囲のストレスは計り知れない。
 
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お手上げで逃げ出してしまうことも多々ある、と言っても言い過ぎではないだろう。
 
 
幼児期に存分に親に、特に母親に甘えることができたならば、心理的な自立がスムーズに進み、感情コントロールできる大人になる確率が高くなる。
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家庭でも、社会でも、学校でも、円滑なコミュニケーションが取れていくようになるだろう。
 
 
幼少期に色々な経験を積ませたい気持ちもわかるが、それと同時にこのことはしっかりとやることをオススメしたい。
 
 
 
20才から今の51才になるまで、多くの子どもたちに接してきた。子どもたちの歴史も、親御さん方の対応もケースも沢山見てきたし、関わってきた。30年以上の月日の中で経験してきたものを引き出しにして、今もなお当時の子どもたちと関わっているからこそわかることがある。
そして、思春期を迎える我が子たちの子育てをしているからこそわかることもある。
 
 
そんな私だからこその知恵袋を
あなたが20年後に自立した子どもの親になれるためのお手伝いをしようと決めることができた。
 
 
心のあり方セッションはそんなことから新たに生まれたセッションです。
 
 
子育てをしている方、
あなた自身がやりそびれてしまったことに気づいてしまった方、
これから家庭を持とうと、また、持ちたいと思っている方に受けて欲しいセッションです。
 
 
単発も用意してありますが、
できればコースセッションとしてロングスパンで取り組まれたらいいと思います。
 
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