原っぱに行ってごらん❗️

 
ブランコも、滑り台もない原っぱに、
 
登り棒も、うんていも、ジャングルジムもない原っぱに、
 
 
子どもは言う、
 
何にもないからつまんない、
他の場所に行こうよ!と、
 
春なら虫を探そうよ。
 
夏なら木陰で、この木について話そうか。
 
秋ならドングリや葉っぱを拾って何かを作ろう。
 
冬は鬼ごっこでもして体を温めよう。
 
子どもたちが自分たちで工夫する。
子どもたちが自分たちで考える。
何もない!なんて決めつけないで、
何があるかその目で、その耳で、その頭で考える。
 
子どもの想像力、創造力が乏しいのが気になる。
 
確かに機械を持たせれば、説明書もなしですぐに使いこなせる。
 
だけれど、公園に集まって向かい合うのはお互い機械の画面。
 
そこを通して、
 
目線一つ合わせずに会話をしている。
 
持っていないと仲間に入れないと嘆く子どもに一喜一憂するお母さん。
 
一時間だけよ!と、決めてもやり続ける子どもたち。
 
原っぱに行ってごらん!
 
それも小さいうちから当たり前の様に、
親も一緒に考えてごらん。
 
ここで何が出来るかを、
 
案外戸惑うかも…、
考えるをどこかに置いてきてしまったなら、子どもと一緒に考えよう。
 
そんな機会をくれた子どもにありがとうだよね。
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絵本
ISBN:
9784033319209
作・絵:
山西 ゲンイチ
出版社:
偕成社
発行日:
2011年01月