ウシロマエムキ-神の子

本は読めど、感想を書くのが面倒だという・・・。

村上春樹「1Q84」すでにミリオンセラーらしいですね。
ちなみに私もその一端を担ってますけど、まだ手元には届かず・・・。
いつ来るんだろう・・・アマゾンさんよ。

「村上欲」を満たすため「神の子どもたちはみな踊る」を読んでみたり。
初版は平成14年ですから、ちょいと前の短編集ですね。

もって生まれた宿命、使命に、あるとき(モチーフとして地震によって)、
気づいたり、気づかされたり、引きつけられたり、巻き込まれたり・・・。
善悪関係なく万物が神の子ども(仕業)であって、意識の及ばない部分で、
もがき、苦しみ、喜び、そして踊る・・・わけですよ。

6編なんですが、私は「かえるくん、東京を救う」がいいかなぁ。
推理モノとかラブストーリーより、少々ファンタジック路線が好きなので(笑)

村上さんの短編を読むと、辛めのジンジャーエールを飲んだ気分になります。
難解すぎる表現も意識的に省いてあり、もちろん無駄な文章もない。
きっちり精査されていて、なんというかのど越しがいい。
かといって、さっぱりしすぎず、甘すぎず、ピリリとくるような後味もある。
ウィルキンソン飲んでる気分。カナダドライじゃないんだな。
長編は泥水飲んでる気になりますがね。これもクセになる。あはは。
※わけのわからん喩えですみません。


ということで、アマゾンさんの頑張りに期待です。


次はこれ・・・
ウシロマエムキ-龍馬
長い旅が始まる・・・。