
「花火のあるけん、帰ってきーよ」
と、母から連絡が。
花火大会と言えば、都会はもちろんかなりの地方であっても、
「混む」と相場が決まっている。
私も福岡で一番大きい大濠花火大会も、かつて一度行ったきりで、
基本的スタンスとしては「不参加」。暑いし、大変じゃーん、なソレ。
嫌いではないけど、なんか“私の思う”花火大会とは違うのよね・・・。
とにかく、実家のある町は田舎で何もない。
実は花火大会自体も毎年恒例とかではなく、最近、復活したソレ。
だからこそ嬉しかったのだ。
振り返ると、花火大会は最大の夏の楽しみであり、
会場から100mに住んでいるので、朝の設立から最後の撤収まで、
何度も様子を見にいってはワクワク・・・夏と言えば!な出来事なのである。
浴衣を着てゆらゆら歩く女子中学生、変に格好つけた男子、
出店に群がる子どもたち・・・嬉しかろーなー。
ちなみに今回から、実家に戻ったばっかりの弟が「青年団」に加入させられ、
裏方として参加するらしく、ほんなら冷やかしに行こかとあいなりましてん。
小さなステージで、盆踊りとか、よさこいとか・・・。
タレントも出なけりゃ、司会も街の兄ちゃんだ。
花火だって、都会は何万発、時間も長いけど、こちらはその1/10。
でもね・・・何もかも小さいけど、
小さいながらに頑張っている出店も、ステージも、花火も、
とにかく何もかも、その分際立って、輝いて見えたというか、
胸に響いたというか・・・。派手=豊かとも、限らないね。
ということで、つかの間ではあったけど、
「THE 夏の日」を過ごした次第。
なんだかんだ言っても、No.1花火って「実家のソレ」だったりする。
あー、夏なんだ
そう感じた週末だったわ。

お父さん、弟、準備おつかれちゃ~ん。