蓮の花

業務連絡:あっきさん、写真ちゃんと(大きく)なったよ


今朝、顔がすごいことになっている。
徹夜で飲み過ぎたか、失恋したか・・・目が完全に一重になるぐらい、腫れている。

その原因は、昨晩RKBで放送してた、
「余命一カ月の花嫁~乳がんと闘った24歳 最後のメッセージ~」

なんとなく見はじめたのだが、5分も経たないうちに涙。終わる頃にはティッシュ一箱使ったんじゃないかと思えるほど、涙を拭った残骸が。いわゆる、号泣。

主人公である千恵さんは24歳。
お母さんをガンで亡くし、その後お父さんと二人。
ガンなのを知って付き合い始めた彼氏の太郎さん、
たくさんの友人、親身な親戚、彼女はみんなに愛されながらガンと戦い、でも勝つことはできなかった。

「病気は、他人事だった」と千恵さんもいうように、ガンに限らず病というものは、なってみて初めて脅威におののき、健康のありがたさを痛感する。
「なんで、病は私を選んだんだろう」、悔やんでも悔やみきれなかっただろう。

激しい痛みに耐える千恵さんもさることながら、それをどうしてやることもできないお父さん、そして太郎さん。ある意味、自分の身が裂かれるより、愛する人の苦しむ姿を見るのは辛かっただろう。最後に太郎さんが「あと一日でもいいから長く生きて、話をしたかった」と。つくづく、命ってものは“自分だけのもの”ではないんだなと思った。

テレビの中の話ではなく、これは誰の身にでも起こる話。もちろん、ガンをはじめ病気の検診は受けないといけない。その一方で、私を取り巻くたくさんの人、愛してくれてる人たちのことをもっと大事にしなきゃと思った。

千恵さんのご冥福をお祈りします。