今回はStable Diffusionの学習機能である
「Lora」の効能と弊害について、
あくまでも私の持論で
語りたいと思います。
まずLora学習についてですが、
簡単に言うと、
生成したい画像について似通った画像を使用して学習させることにより、
生成する画像に一定の縛りを設ける仕組みです。
例えば「青い瞳でショートカットの女の子」を生成したい場合は、
青い瞳でショートカットの女の子の画像を複数枚用意して、
それらを何千回も繰り返し学習させることにより、
青い瞳でショートカットの女の子をベースとして画像生成することができます。
便利な機能なのですが、学習のさせ方によっては弊害も発生します。
まずこれですが、キャミソールにカーディガンを羽織らせたかった画像です。
何度も生成したのですが、はだけてしまってきちんと来てくれませんでした。
なぜ???とクエスチョンを連発しながら、
色々思考錯誤の結果、
この時に使っていたLoraが原因であることがわかりました。
学習の際に使っていた画像が、服がはだけたりしているものを使用していたため、
服をはだけることを学習してしまっていたことが要因だったのです。
このように惜しいところまではいっても、
学習内容が邪魔をして、生成がうまくいってなかったようです。
そこでLoraを使わずに生成した結果・・・
このようにキチンと着てくれました!
Lora学習は便利なのですがこういった弊害もあるため、
多用するにも注意が必要なのです。
Lora学習については説明が下手なので、
気になる方はググっていただければ幸いです。
もっと勉強して頑張ります!