感覚過敏は、ストレスによって脳の偏桃体が腫れることで生じます。

 

これは、些細な音や臭いに対しても不快感を覚え、イライラする状態です。

 

自閉症スペクトラム障害の人に多く見られますが、これは彼らが頻繁にストレスにさらされるためです。

 

しかし、自閉症スペクトラム障害でない人でも、強いストレスを受けると感覚過敏になりやすいです。

 

ストレスを感じると、副腎からコルチゾールというホルモンが分泌され、これが身体を緊張させて戦闘態勢にします。

 

つまり、興奮するわけです。

 

コルチゾールが脳に到達すると、偏桃体が腫れて感覚機能が異常に高まり、恐怖や不安を感じるようになります。

 

したがって、感覚過敏は心理的な問題ではなく、ストレスを過剰に受けないようにすることが解決策です。

 

ですから、お説教みたいなことは何の役にも立ちません。

 

むしろ、ストレスになって余計に興奮してしまうだけです。