パニック障害は、バスや電車に乗ることができず、外出が困難になる状態になる症状があります。

 

心臓が急に止まるような恐怖を感じ、特に特急電車には乗れません。

 

それで、苦しくなった時にすぐに降りられる各駅停車でないといけないからです。

 

高層ビルのエレベーターも避けます。

 

パニックがいつ起きるかわからないため、乗り物全般が苦手です。

 

また、一度パニックを経験した場所への恐怖もあり、行ける場所が限られてしまいます。

 

「また発作が起きるかもしれない」という不安から、予期不安に苛まれ、生活が制限されます。

 

他人には理解しづらく、「考えすぎ」と捉えがちです。

 

そのため、助けを求めることも難しく、苦しみは深まります。

 

パニック障害は、真面目で責任感が強い人に多く、持続するストレスが原因とされます。

 

治療には向精神薬が有効ですが、薬物依存のリスクもあります。

 

重要なのは、薬物治療をしながらでも、パニックを起こさない生活を続けること、ストレスの原因を取り除くことです。

 

生活スタイルや考え方を変えることが根本的な解決につながります。

 

私自身もパニック障害を経験しましたが、生活や考え方を変えることで、症状はほとんどなくなりました。

 

「パニック障害は治る」と前向きに考え、進んでいきましょう。