私は小学校5年生ぐらいまで、平仮名の読み書きがうまくできませんでした。

 

ひらがなの文字は、線がグニャグニャと曲がっていたりして、覚えるのが難しいのです。

 

6才の子どもの学習としては、あまり適当だと思えません。

 

そこで言うとカタカナの方が、直線的で覚えやすいように思います。

 

認知能力に問題があった私は、平仮名を覚えるのが大変苦労したということです。

 

視力検査で小さな文字を読むのは難しいでしょう。

 

どうも、あんな感じで私は黒板の文字が読めなかったのです。

 

しかし、私のような子どもは珍しいのでしょう。

 

先生から私に学習意欲がなく、そのような状態だと思われていたのです。

 

ですから、毎日怒られてばかりでした。

 

でも、5年生ぐらいから細かなものが見えるようになり、少しずつひらがなの読み書きができるようになりました。

 

そうすると、簡単な漢字ぐらいは読み書きができ、だんだん文字に困らなくなりました。

 

この現象は、先生に教えられたのでなく、私自身の脳の機能の成長によるものだと思われます。

 

しかし、今でも人の顔を認識したり、細かなものを選別すのが苦手です。