子どもを一人前に育てるのは、親の責任です。
しかし、子どもを自分の思い通りに育てる考えは間違いです。
子どもであっても親とは別の人生があるからです。
しかし、親が子どもの可能性を潰しているとしたら、悲しいですね。
不登校や引きこもりの人の話を聞くと、やりたいことが見つからないとか、何の仕事がしたいのか分からない、と言います。
ひどい人になると、こんな人生を生きていても仕方ないから早く死にたいと言われる人も居ます。
恐ろしい話です。
そんな話を聞いた私は、子どもを育てた親自身が無目的に生きてきたことが影響しているのでないかと感じます。
子どもは親の姿を見て育ちます。
そのことから考えると、このような問題は親の人生への姿勢に大きな問題があると考えざる得ません。
生まれてからの育ちの中で、子どもがやりたいことを自ら見つけて、それをやっていく経験をしてこなかったのが原因かも知れません。
今からでもよいのです。
子どもを自由にして、親も自分のやりたいことを見つけて、お互いに育て合うようにしたいですね。
たぶん、時間がかかると思いますが、急げば回れで、地道にやっていけば道が開けると考えます。
子どもの幸せを、本気で考えてやってくださいね。