苦しい人やつらい人は、自分が曖昧になっているようです。

 

なりたい自分と、現実の自分とが乖離しているようです。

 

そして、こんな自分はもう嫌だと、そんな状態になっておられるのでしょう。

 

この乖離状態の2つの自分を近づけて、解消していく作業が必要になります。

 

これができれば、生きるのが少し楽になるでしょう。

 

どうすればよいのでしょう。

 

それには両方の自分を変えて、両方で近づいていくことが必要です。

 

現実の部分で、引きこもりになっている人は、ちょっと散歩に出るようになるとか、

 

理想の部分で、正社員を目指すよりも常勤のアルバイトをめざすとか、

 

2つの自分の距離を縮めていくわけです。

 

これは、理想を捨てろという意味でありません。

 

理想は心の中へ秘めておいて、大事にされたらよいと思います。

 

でも、人は現実の中でしか生きていくことができないので、とりあえず現実適応をしなければなりませんね。

 

この乖離は、現代社会に大きな責任があると思っています。

 

少し昔ならば、このようにはならなかったように思うのです。

 

悪いのはあなたでないと、付け加えたいです。

自立支援の会bolero京都

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