IC-9700でデジタルモードPSK31通信をUSB接続で行うための設定を忘却録としてまとめました。
OSはWindows11(64Bit)及びWindows10(32Bit)、ソフトはMmvari0.45+EXTFSK2.0eを使用して、動作確認を行いました。
IC-9700用USBドライバをインストールして、IC-9700とUSBケーブルで接続したのち、コントロールパネルのデバイスマネージャーで、USB Audio CODECとCP210x USBが2ポート正常動作していることを確認します。
COMポートの番号はPC環境により変化しますので、以下COM6をCOM(n)、COM7をCOM(n+1)と記載します。
ソフトはMmvari0.45とEXTFSK2.0eをインストールします。
ダウンロード先は最後の方にリンク先を貼ってあります。
起動後タスクバーのMmvariアイコンにマウスカーソルを重ねて、EXTFSKが同時起動していることを確認します。
MmvariからIC-9700への送信設定をします。
EXTFSKでPort(n+1)を指定、FSKをRTS、PTTをDTRに設定します。
Status:OKとなっていれば正常です。
OKとならない場合、他のCOMポートを使用しているソフト(Wsjtx/JTDXあるいはHamlog等)が同時起動していて、COMポートが競合している可能性があります。
COMポートに競合するソフトが、同時起動していないようにします。
MmvariからIC-9700へのリグコントロールを設定をします。
Port(n)を指定、Baud、Rig、xx=、周波数取り込みを下図の通り設定します。
Mmvari設定画面でサウンドカードの設定をします。
In/OutをUSB Audioに設定します。
IC-9700側の設定をします。
MENUボダンを押して、SETから外部端子を選択します。
IC-9700/USBモード使用時の変調入力を設定します。
IC-9700/USB-Dモード使用時の変調入力を設定します。
リグコントロールCI-V選択設定します。
リグコントロールCI-V設定を確認します。
設定後自宅敷地内にてPSK31の通信テストを行いました。
Mmvari(bpsk/31.25bps)
IC-905(USB-D/430.330MHz/Carrier1752Hz)
IC-9700(USB-D/430.3303MHz/Carrier1727Hz)
IC-9700側で同調をとると相互で文字をデコードするようになりました。
<引用先URL>
Mmvari0.45
EXTFSK2.0e
設定等参考