自分が少年時代の頃、競馬をテレビで観戦するのが好きでした。親が競馬をするわけでもなく勿論馬券を買うこともなく純粋に馬のレースを楽しんでました。
その頃、今でも頭に焼き付いている白いメンコの小さな逃げ馬が大好きでした。
彼の名はメジロイーグル!
身体は他馬に比べてかなり小さい、しかしピッチ走法と呼ぶのでしょうか〜ガンガン脚を回転させて逃げまくる馬でした。
皐月賞はフアンタストの④着
日本ダービーはサクラショウリの⑤着
菊花賞はインターグシケンの③着
と敢然と逃げまくりながらクラシック三冠はアワや逃げ切りか?という場面もあったがゴール前で力尽きる、しかしながら全て掲示板内とはおそれいった。

そしてそのメジロイーグルの息子が宝塚記念&有馬記念の春秋グランプリを逃げ切り制覇したメジロパーマーである。
父の大逃げのド根性を受け継いで、父の果たせなかったビッグタイトルを制覇したメジロパーマーに感謝!

そこからのアーノルド・パーマー(^-^)v
メジロパーマーはアメリカのプロゴルファーであるアーノルド・パーマーから名付けられている。


ゴルフも少年時代からテレビで観戦しまくっておりまして、日テレ系で土曜のよる11時からでしたか?やっていた「ビッグイベントゴルフ」でアーノルド・パーマーを知りました。
当時はジャンボ尾崎がゴルフブームを巻き起こし土日は一日中ゴルフの番組を各テレビ局が競いあって放映しておりました。
傘のマークのブランドのアーノルド・パーマーは知っておりましたが、それが彼のブランドだとはその時知りました。
その頃のリアルタイムのアーノルド・パーマーはもう既に第一線から退いていて次世代のジャック・ニクラウスと新王者ジョニー・ミラーがアメリカゴルフ界を牽引してました。

「ビッグイベントゴルフ」では過去の全米オープンの模様なども放映しており、アーノルド・パーマーの往年の勇姿を何度も観せて戴きました。
とにかくド派手なハイフィニッシュで豪快にピンを攻めまくるアメリカンヒーローでした。
どんな状況からもピンをデッドに狙って行く姿にアメリカ国民は熱狂し、常にアーニーズ・アーミー(アーノルドの軍団)と呼ばれる大ギャラリーを引き連れてコースを歩く勇者でした!
とにかく攻めまくるゴルフなので強い時は滅法強いが、諸刃の剣でトラブルに会うことも多い訳で大崩れして優勝を逃すことも多い。
しかしそれも又アメリカ国民を熱狂させる原因でした。
全米アマチャンピオンからプロ入りして来た新鋭ジャック・ニクラウスが台頭して来た全米オープンでは、手堅いゴルフで安全策のジャック・ニクラウスとの一騎討ちとなるのだが
《皆のヒーロー》アーノルド・パーマーに対して、新鋭ジャック・ニクラウスは憎き《デブッチヨ・ジャック》としてギャラリーからは嫌われていた。
しかし結果は手堅いゴルフの新鋭ジャック・ニクラウスが勝ち、世代交代を告げることとなる。


大ベテランになってからアーノルド・パーマーはABC日米対抗ゴルフのアメリカチームのキャプテンとして日本でプレイしてました。
それが最後の日本でのゴルフでした。

てな訳で、メジロイーグルからのアーノルドパーマーでした。