滋賀のお多賀さん(多賀大社)の万灯祭り。8月3日~5日。

 

古事記にも出てくる古い大社で、「お伊勢参らばお多賀へ参れ お伊勢お多賀の子でござる」という俗歌もあったとかニコニコ

 

古事記によれば、多賀大社のご祭神の伊邪那岐大神(いざなぎのおおみかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおみかみ)は夫婦として伊勢神宮のご祭神である天照大神(あまてらすおおみかみ)を産んだということから、子供の所に参るのであれば、その親の所にも参ってこよ、ということなんですね。

 

 

 

さらに「伊勢へ七たび、熊野へ三たび、お多賀さまへは月まいり」ともうたわれていたようで、多賀神社への参詣誘致の歌ということで、方々からの参拝客を引き付けよう!ということで、今でいえば、自治体の観光振興課のキャンペーンのようなものかしらニヤニヤ

 

江戸時代を考えると、江戸から、大阪や京都から、伊勢・熊野はかなりの長旅のはずで、お多賀さんも歩きで数日はかかりそう、と思うと、今から想像するよりも、当時も旅行好きの人は日数かけて旅行していたのかな。

 

豊臣秀吉が母上の病気治癒を祈願したことでも有名です。

 

一万灯を超える提灯に灯りがともります。幻想的な風景。