5月15日。今日は葵祭だった。河原町今出川の交差点に20分前に着くと、すでにたくさんの人だかり。警察官が交差点に何人も立って、交通整理をしていた。

 

1500年前にはじまったといわれているこの祭り。時代が変わっても毎年行われているのだと思うと何だか落ち着く。コロナの時は、何年も何があってもずっと毎年行われてきた京都の祭りが次々に中止なって、こんなことがあるなんてと辛い気持ちになったことを思い出した。

 

定時より5分ほど遅れて行列の先頭が到着。美しい行列をしばし眺める。近くにいる外国人が、斎王代を見て、「Oh!Geisha(芸者)!」と言っていた。

 

うーん、ちょっと違うんだけどなあと思いつつ、なるほど、この外国人は行列を花魁道中のようなものとして見ているのかと認識した。

 

3日後にある、わが町内の御霊祭りは、神輿の道中で、日本語と英語で祭りの歴史を書いたパンフレットを配っているが、なるほど素晴らしい試みだったのだなと今更ながらに気付いた。