娘と京セラ美術館へ行ってきた。私は招待券。娘は京都市内の大学生以下の入場料無料(ありがとうございます!)ということで、チケットカウンターに立ち寄って、学生証を見せたらチケットをいただけて、すんなり会場入りできた。

 

日曜美術館を見て予習してきた。まずは洛中洛外図屏風を見ながらもののけを探す娘。小さい頃、「ウォーリーを探せ」という絵本に夢中になっていたけれど、成長した今も変わらない。作品の合間に村上さんの愚痴がいろいろ書いてあって面白い。内情や背景を知ることで理解が深まる。

 

 

暗い部屋に入る。四方の壁面に、青龍、白虎、朱雀、玄武の四神を描いた絵画が浮かび上がる。この空間には人が不安になるような音(聞こえない)を流しているらしい。私に感情の変化はなかった。娘をみると、マイペースにトラの絵の数を数えていた。

 

 

風神雷神図

 

 

ぴゅー。びびびーっ。

 

 

風神がとくに気に入って、ポストカードを買って帰って、キラキラの額に入れて飾っている。

 

 

おなじみのやつ。

 

 

恩師に「あなた、たまには自分で描いたらどうなの?」と嫌味を言われて腹が立って自分で描いたバージョンって書いてあった。嫌味のパワーで弟子の心をここまで突き動かす恩師すごい。

 

 

煩悩フラワーいろいろ。

 

 

ヴィトンのトランクを踏みつけるフラワーが池に聳え立つ様子。いいね。心にパワーがみなぎって解放される気分。あ~、楽しかった。

 

娘は何やら創作意欲が湧いたらしく、帰りにダイソーによってフェルトを買っていたけれど。。。その後6時間かけて自分のフラワーを完成させていた。すぐに自分で作りたくなるところも昔から変わらない。