飛んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~

 

ウォンカとチョコレート工場のはじまり

 

映画館に行くまでどっちをみるか迷っていた。

 

そのうちどちらもみるつもりではいるけれど、今日はどっちにするか。

決めて行ってもどうせ気持ちは変わるものなので、着いてチケットを買う時に決めることにして、とりあえず映画館に向かった。

 

飛んで埼玉は、最近になって前回の映画をもう一度アマゾンプライムで見返してみたけれど、すみずみまでばかばかしくてやっぱり最高だった。

 

チョコレート工場は、小学生の時に「チャーリーとチョコレート工場の秘密」を読んで以来のファン。何度も本をめくっては想像を膨らませていたし、もちろん映画もみた。

 

心は決まった。付き合いの長いチョコレート工場を先に見よう。

 

ウォンカ役の俳優の澄んだ瞳が役にぴったりで、「夢見ることからすべては始まる」というお母さんの言葉を胸に明るく挑んでいく少年の姿に引き込まれた。たくさんの悪いおとなに騙されたり潰されそうになりながらも、仲間と協力して夢を実現していく。しかし、最初からウォンカは桁外れの天才なので、彼ならいける雰囲気しかなくて、そこがよかった。ウンパルンパも最高だった。

 

ウォンカが現実にいて、映画の中のお店が本当にあったらいいな~なんて映画の余韻に浸りながらポルタを歩いていると、リンツがあった。そういえば、ポルタにもできたんだっけ?なんて思いながら店に入ると、お姉さんが試食のチョコをくれた。

 

1粒100円以上するチョコを試食させてくれるなんて太っ腹!ありがたくいただいて口に入れたらホワイトチョコと抹茶チョコがとろけて幸せな気持ちになった。