アーニー・ガンダーセン氏が最近、集英社から『福島第一原発-真相と展望-』を出版しました。氏は、YOUTUBEをつうじて、事故の早い段階から、メルトダウンの可能性を指摘していた人です。
この本は、衝撃的なことを書いています。
原子炉を冷やすには、燃料の崩壊熱を運ぶ冷却水の循環系統と、そこから熱を除去する海水の系統2つが必要です。これまで日本では、電源喪失により、前者の冷却系統が動かなくなったためメルトダウンがおこったと説明されてきました。ここから逆に、緊急用のディーゼル発電機が水没しなければ、あるいは、電源の復旧が早くできればメルトダウンは防げたと言われています。また、現在は、緊急用の電源を水没しないようにしたから、同じような事故は起きないだろうと考えられています。
しかし、ガンダーセン氏は、福島1~4号機の冷却用海水ポンプは、津波によって流されたり、取水口が砂で埋まったりして使えなくなっており、「もしディーゼル発電機が無事だったとしても(メルトダウンは)防げなかったのです」と述べている。
政府、東電、メディアは、これを否定するなら、きちんとした検証をして、それを誰でもわかるような形で公表しなければいけないのではないでしょうか。そうしないと、もう誰も信用しないと思う。
あまりの驚きに、久しぶりに書きこみました。
この本は、衝撃的なことを書いています。
原子炉を冷やすには、燃料の崩壊熱を運ぶ冷却水の循環系統と、そこから熱を除去する海水の系統2つが必要です。これまで日本では、電源喪失により、前者の冷却系統が動かなくなったためメルトダウンがおこったと説明されてきました。ここから逆に、緊急用のディーゼル発電機が水没しなければ、あるいは、電源の復旧が早くできればメルトダウンは防げたと言われています。また、現在は、緊急用の電源を水没しないようにしたから、同じような事故は起きないだろうと考えられています。
しかし、ガンダーセン氏は、福島1~4号機の冷却用海水ポンプは、津波によって流されたり、取水口が砂で埋まったりして使えなくなっており、「もしディーゼル発電機が無事だったとしても(メルトダウンは)防げなかったのです」と述べている。
政府、東電、メディアは、これを否定するなら、きちんとした検証をして、それを誰でもわかるような形で公表しなければいけないのではないでしょうか。そうしないと、もう誰も信用しないと思う。
あまりの驚きに、久しぶりに書きこみました。