ばくち用語の「一か罰か(さいころの目に一が出るか、それ以外の目が出てしくじるか)」がなまったという説。丁(偶数)か半(奇数)かで勝負を決める丁半賭博がある。江戸時代には、「一か八か」だけではなく、「一か六か」という言葉も使われていた。これは、さいころの1の反対側の目が6で、丁半も逆(1は奇数、6は偶数)からきている。
京都にある清水寺の舞台から飛び降り、無事であれば願いが叶うという民間信仰から生まれた言葉だ。
類義語は「のるかそるか」。対義語として「石橋を叩いて渡る」だ。英語では「all or nothing」。「すべてを貰うか、すべてを失うか」という意味だ。