人任せ探偵・田宮真司-アイドルに何が?(191)
(9/13・木曜日分)
運営側の号令と共に大きなタイマーが逆算し始めた。
「なんだこのゲーム」
「時間はない。早く選ぼう」
「ワンピースからビキニか。タオル地だから際どさはないな。
だとしたら布地の少ないビキニだな」
「ああ、ビキニにはツータイプあるな。
胸と尻を隠す面積が大きいのと小さいの」
「でも小さい方は後ろに上下大きめのリボンがあるぜ。
「大きい方はないな」
「なら、小さい方でいいんじゃないか。
射的は、正面からだけだったよな。
なら、正面を向いていれば、大きめのリボンは濡れない」
「そうだな。マヤさん、これでいいかい」
「いいわ」
伊吹マヤチームは、正面の面積の小さな水着を選んだ。
一方、前田亜梨沙チームは言うと。
「物理的に小さい方を選ぶだろう」
「そうだな・・・、でも、誰もがそう思うんじゃないか。
なのに敢えて二通り用意されているのは何故だ」
「運営側のきまぐれじゃないか」
「気まぐれって。こんなに用意してか・・・ありえないだろう」
「じゃ、他に意味があるって言うのか」
「ああ、要は水に当たらないようにするだけのこと。
なのにあの大きめのリボンはなんだ」
「射的は正面からだけだろ・・・う~ん」
「それだよ、それ。実は、360°から撃てるんじゃないか。
それを防ごうとしたら、下はプールになっていたな。
しゃがんだり、こけたりすれば溜まった水を吸い込むぜ」
「ただ360°はないよ」
「何故だ」
月~水は、大河ドラマ風
空界の龍玄さんの見た昔話
木・金は、
人任せ探偵・田宮真司
運営さんの課題や日記も投稿中。
宜しくね(*´∀`*)
土日祝の本編投稿は休ませて頂きます