人任せ探偵・田宮真司-アイドルに何が?(152) | ちょっとだけね♥カクヨム・エブリスタに投稿中!

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天照空界・龍玄の徒然草。
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人任せ探偵・田宮真司-アイドルに何が?(152)

 

 佐伯日菜子は、酒に弱いのに酒豪と言う厄介な

タイプだった。

 ハイテンションが続き、この後、決まってバタンきゅで

ところ構わず寝てしまう奔放さがあった。

 「真司、要点を巻で離さないと、寝ちゃうよ、ヒナ」

 「ああ、でも君たちと話していると、

どうしてこうも、話が横道にそれるんだ」

 「何言ってんのよ、だから、こうやって話せてるのよ。

 女の子って、こうして寄り道しながら話さないと

退屈しちゃうんだよねぇ。でも、ヒナが酔ってきてるから

巻でお願いしまーす」

 「私は、酔ってない!ほら、こんなにパッチリ、

目が空いているでしょ、ほら、ほら、ほらー」

と、日菜子は、親指と人差し指で瞼を広げて見せた。

 「花、日菜子さんが忘れている部分の補足を

頼んだぜ、このまま聞いていても、記憶が飛んじゃう

だろうから・・・、でも、白面の時はあんなに冷静なのに。

 酔うとその人の本性が出るって言うからな」

 「表も裏も含めて、ヒナだからね」

 「そうだな」

 その話が聞こえていたのか、ひそひそ話が

気になったのか日菜子が突然、言い放った。

 「真司、しんちゃーん、続けて、続けて」

 「ああ、じゃ、続けるぜ。絢香さんの管理する

グループから人気のある者はセクシーなグラビア、

ない者や運営側に不満や不都合な者は、

合意、非合意を問わず、AVに出演させられる。

 中には、AVの水があったのか、その世界で

開花する者も出てきている。

 今時の女子は、割り切り方が素晴らしいよ。

 逆境を楽園に変えてしまう強さはに敬意を払うよ」

 「そんな話より、続けて」

 

 金土日は、

人任せ探偵・田宮真司

月~木は、

大河ドラマ風昔の話

活動弁士は、天照空界-龍玄さん

ブログ課題も粛々と投稿中。

宜しくね(*´∀`*)

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