すべての加減が素晴らしい!普茶料理、銀杏庵 | 旅するように、京都に暮らす、京都いとおかし

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京都に暮らしはじめて1年半。
旅人、旅行者気分で、暮らしています。
自分の備忘録のために。

ベジタリアンな友人のお誕生日に、
黄檗山万福寺山門、すぐ横手の、







「銀杏庵」へ。



3ヶ月待ちの、普茶料理店です。








これは、3ヶ月待ちのはず。
まず、はじめが、笋羹 しゅんかん、
笋羹は、前菜のこと、、、
もう、歓声を上げてしまいます。




大きな大きなお皿に、20種類ものお菜。
どれもこれも、美味しいこと。








お豆腐と山芋に、海苔の、鰻もどき。
上等な、飛竜頭です。






海老芋で作った、海老風。
カリカリもちもち。







鴨肉風に、生麩を刻んでる、鴨饅頭。
葛餡が、トロントロン。








金柑の寒天よせ。
崩れそうな、寒天でした。






揚げた飛竜頭。
アツアツで、カリンカリン。







細かな野菜ぎっしりの、雲片。
ここまでに使った、お野菜を、
雲のように細かく刻んで使い切る、そう。








こんなに優しい胡麻豆腐は、はじめて。
フルンフルン。







天麩羅が、これまた普通じゃない。
高麗人参や、野生の松茸、椿の花。







で、お漬け物が、大きなお皿に。







で、で、秋の炊き込みご飯。
栗、銀杏、黒豆!








めちゃくちゃ美味しいのに、
お腹いっぱい過ぎて、入りません。
お弁当箱を、用意して下さいます。








崩れる寸前の、栗の渋皮煮。
びっくりしました。
優しい甘さと、柔らかさに。



もう、大満足、、、お終いか?と、思いきや、








完熟メロンに、大きなイチゴ。
この、お店、ヤバい。



何から、何まで、加減が素晴らしい。
お料理、上手なんだなぁ。
楽しんで作ってられるなぁ。



こんなに、
心がこもったお料理尽くしで、
コース料理料金が、
エッ?なプライス。
材料費にも、足りないと思います。



来月の、キャンセル待ちを入れました。