お疲れ様です。
京都も寒くなってきました。

🎅🏻🎍

これから慌ただしい季節を迎えますね。
不登校児、高校中退者の中には、もしかすると、その華やかな季節がとてもしんどく感じられる人もいるんじゃないかと想像します。
 
一歩でも、1ミリでも自分が動くことで、一歩分、1ミリ分、景色が確実に変わります。
年内に、「何か」を始めて、今より少しでも明るい気持ちで年を跨いでほしいな、と思います。

良くも悪くも、「今の感情」がそのままの形で一年後にも存在していることはないです。
一年後には、今の自分が思いもしないような明るい景色を見つめることになる。そういうことは十分に起こりえます。
「動き出せば」という条件付きですが、別に大それた動きである必要はありません。

「今の生活が楽で楽しくて、動く必要なんて、微塵も感じないね」
という不登校児はそのハッピーライフをそのまま謳歌すればいいと(嫌味ではなく)思います。
が、
「俺(私)、本当はこの現実を変えたくて仕方ないんだ」
という不登校児、中退者、その親御さんがいるならば、是非京都あすなろ教室に連絡をください。
無闇な勧誘等はしません。なぜなら、無理やり入塾したって明るい展開にはならないからです。
あくまでも主語は、生徒本人です。
生徒が、
「変えたい。変わりたい」
と本気で思った時、その気持ちを後押しし、助けられる存在でありたいと、私も講師たちも考えています。
どうかお気軽にご連絡を。
この年末に景色を少しでも光の射す方へ動かしましょう。

📺📺 
 NNNドキュメント『総理大臣を目指した人たち 2024二つの党首選から見えたこと』を鑑賞。演出は大島新。 
自民党と立憲民主党の総裁選をザックリと追ったドキュメンタリー……という薄味の印象を抱きながら観ていると、いつのまにやらエンドロールも流れ終わって、 
「なんだ、(期待した程ではなく)つまんなかったな」 
と思ったところで、ラストの石破茂との通話である。 
「これほどつらいのは、これが初めてだ……」 
と、スマホの向こうの石破茂が言う。 
現役の首相が、である。 
この、とんでもなく人間臭い言を現在の総理に紡がせる大島新はやっぱり凄い。「つまんなかったな」は撤回。観てよかった。

🎥🎥
『ワンダー 君は太陽』をAmazonプライムで鑑賞。

ものすごく素敵な映画でした。 

100点満点の、理想の家族って、そもそもなんなんだ? 
そんなもんは、目指さなくていいと思います。突き詰めたら、「満点」も「理想」も局地的で一時的なものでしかないから。 
ただひとつ思うのは、「リアリティー(実感)のある関係」が確立(継続)している家族は素敵だな、と。親が何歳であれ、子が幾つであれ、双方が何をしてようが(何をしてなかろうが)、そこに実感がしっかりと存在する関係。 
俺なんかは、そういうものがまったく存在しない、砂漠みたいな家で育ったから余計にそう感じるのかも知れませんけど……。 

本作のキーパーソンは長女です。彼女の在り方に人生の苦楽が凝縮されています。 

とても有名な作品なので観た人も多いとは思いますが、「まだ」の人は是非。AmazonプライムでもNetflixでも観られます。

追記
本作を観て感じました。
学校へ行かないことによって生じるデメリットのひとつは、学校へ通っている子が日常的に味わう「イヤなこと」を経験できないことだ、と……。
イヤなことを避けまくって大人になると、イヤな出来事への耐性が弱い大人になりやすい。
もちろん、楽しいことだらけの人生になったら、そんな「耐性の弱さ」は関係ありませんけどね。
でも、たいてい、子供時代同様に、大人になってもコンスタントに「イヤなこと、鬱陶しいこと、ウザいこと」は襲いかかってきます。
学校は良くも悪くも(イヤなことに慣れる)トレーニングの場だと思います。
学校というシステムから離脱するのはもちろん自由です。
「学校に行かなくて、何が悪い!?」
的なことを言う親御さんもいる。
善い悪いじゃない。ただ、打たれ弱い人間になった結果、苦労するのは(他の誰でもない)本人だということです。
この『ワンダー』という作品。不登校親子に是非観てみてほしいです。