お疲れ様です。


今朝は午前中10時頃、公園へ。
近隣の小学校が今日は代休らしくて、男児たちがキャッチボールをしていました。なので、隅っこの方で、軽めに運動。

🐶🐶

今朝は朝早くから遠隔地の生徒とホームルームを行いました。
先週の振り返りと今週の課題の確認。あと、英語と世界史を少々、一緒に学びました。

この生徒は不登校からの高校中退を経験しています。
今までの人生で優等生と言われたことは一度もない。
でも、僕に言わせると、
「めちゃ勉強向きの子」
です。人の話を聴く姿勢が良く、記憶力も優れている。継続的な努力を厭わない。
事実、入塾以来めきめき学力は伸びて、この冬には国公立(の真ん中辺り)か名門私学に受かる勢いです。
こういう子が、学校というシステムに適応できなかったという史実があります。
学校がダメなんだとか社会のシステムがアカンとか口角泡を飛ばして力説したいのではないです。
でも、「学校というシステムから零れ落ちた子」の中にも、「実は勉強と相性のいい子」もたくさんいる。それは思います。で、そういう子たちに、この社会はちゃんと「セカンドチャンスの場所」を用意できているのでしょうか。

断りを入れるまでもありませんが、みんながみんな勉強する必要は無いと思ってます。
勉強は頑張らなかったけど、ちゃんとやるべきことはやって、社会で立派に活躍したり、幸福な人間関係を構築している人はいくらでもいます。学力学歴不問の仕事も沢山ある。
勉強やら学校やら、そういう「枠」から外れた生き方も当然あっていい。
でも、と思います。「実は勉強向きの子」がもう一度勉強と対峙できるオプションもこの世の中にちゃんとあった方がいいと思うんです。文科省の役人どもはそこらあたりをどう考えているんだろう。

京都あすなろ教室は、(好むと好まざるとにかかわらず)「本線」から外れてしまった子どものための受け皿、あるいは、「(学校での勉強に適応できなかった子が)初めて勉強と真っ直ぐに向き合う場所」のひとつでありたいと切に思っています。