おはようございます。
雨が降っていることを確認せずに、外へ出てしまいました。一度カートに乗ったのに、また降ろされるのも可哀想だと思い、そのまま雨中の散歩へ。
帰宅後、これもいい機会だと純をシャンプー。
自分も朝風呂。
スッキリした気分で朝のコーヒーを飲み、音楽を聴きました。
酒もタバコも完全に引退した五十路男の唯一の嗜好品は、もはや、このコーヒーだけ。でも、いつか、コーヒーも、「もういいや、お茶で」とかになりそうな気もします。
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WOWOWで『犬も食わねどチャーリーは笑う』を観ました。
主演のふたり(香取慎吾、岸井ゆきの)の芝居がとても上手。
「そんな考え、とっくに変わってるよ！」
岸井ゆきのが香取慎吾に向かって言うシーン。………そうなんですよね、人の考え、人の気持ちって変わるんですよね、時の流れとともに。当たり前だけど。
結婚している(あるいは誰かと恋愛関係にある)中年男は本作を観た方がいいかも知れません。
「パートナーとは円満！」って人は、本作を(示唆に富んだ)娯楽作品として楽しめるでしょう。
そうでない人にとっては、手厳しい「教材」となり得るかも知れません。
「(関係を修復するには)もう手遅れ」って男も多いだろうけど……。それでも観て「何か」を感じる意味は小さくないと思われます。
人間関係の極意なんぞは死ぬまでわからないまま、自分は一生を終えてしまいそうですが、それでも人生の中盤戦を迎えている今、ひとつだけ分かっていることは、
「一緒に悩んで、一緒に考えて、一緒に決める」
ということの大切さ。それができているうちは、たぶんそのふたり(の関係)は大丈夫なんだと思います。カップルの関係に限らず、仕事上の関係であれ、友達同士のそれであれ、他のどんな関係であれ。
披露宴における香取慎吾のスピーチ。彼がとても大事なことを言っていました。このスピーチが聴けただけで、本作を観る価値は十分にあります。脚本が佳いです。