ベンチャー新卒社員の書評のブログ

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問題解決ラボ

著者:佐藤オオキ

最近企画やデザインを考えることが多くなり、
プロのデザイナーの思考が知りたくて手に取った一冊。
本のレイアウトなどは、さすがデザイナーの書いた本ということもあり、非常に見やすくて、お洒落である。

⚫️内容
著書は早稲田大学の理工学部建築学科を首席で卒業し、
同大学院修了後に、デザイン事務所nendを設立したという非常に優秀な方である。
優秀なデザイナーである作者の思考プロセスを、実際に手がけた仕事や作品と一緒に淡々と語っていくといった内容である。

ゼロベースで考えるという言葉を、ちょっと意識の高い人なら聞いたことがあると思う。
セロベースで考えることは、難しい。
人の思考には癖や型が、何十年と生きている中でこびりついてしまっているからである。
そこから抜け出すことは容易ではない。癖を治すというのはかなりの労力がいる。
そんな思考の癖を取り払い、物事をフラットに見て新しい視点を発掘するための頭の使い方や、日頃できるトレーニングを紹介してくれている、しかもお洒落に。


⚫️ポイント
参考になりそうなものを箇条書き。
・突飛なものではなく、ありそうでなかったものを作ること
・社会の見えないスキマを見つけて、そこを埋めてあげること
 →消費者に気づきを与えること
・憑依力を身につけること
 →自分だったらどうするかと考えること
・判断が悪いよりも、遅くなる方が悪
 →選択肢をできるかぎり二つに絞り込む
・たとえ話が上手い人は、物事の共通因子を見つけて繋げる力がある
 →物事を抽象化して考える
・無理やりつなげて断言して、思考を自由にする
 →マウスを見て、これはペンだと言い切ってみる
・相対評価ではなく時には自己中で考える
 →自分だったらどうするか、自分が欲しいか、使いたいか、ワクワクするかを考える
・メッセージはギリギリまで絞り込む
 →優先順位をつけって思い切って捨てる。メッセージを盛り込み過ぎるとピントがずれる。
・アイディアに敢えて、ネガティブを盛り込む
 
⚫️コメント
何となくいい、何となくカッコイイ、何となく可愛いとか、消費者が商品を購入する際の感覚はこの程度が大半だと思う。その裏で実は、巧妙なロジックのもとに練られたデザインの網にかかってしまっていることに消費者を気づいていない。そういった消費者の名状しがたい感覚を捉えて、言語化し、カタチにするのがデザインの仕事なんだと本書を通じて感じた。


初めて書評書いたけど、まとまりがなくだらだらと長くなってしまった。
もっとコンパクトに読みやすいものをかけるようになりたいものです。。。