寒さよけに不燃布で覆っているのに、
適度な空気と肥料を与えているのに、
溜息出るほど成長が見えない。
近所の無人販売所を覗くと、
通常の丈の三分の一程のほうれん草なのに、
ビニール袋に入れられて販売されていた
ちなみに一袋百円。
経営しているのは、
金持ちの農家なのに、
すごいわ、
葉物高い今のご時世なら、
これも商品になるんだね。
昔ながらの考えしかない父は、
「そんなの売れるかい」と言い放ったけど、
確かにあれもほうれん草だもんな。
明日、
うちの丈の短いほうれん草を、
茹でてお浸しにしようと思いました