SUPERSIX(スーパーシックス)の組み立てであれこれ。 | 京都→吹田 チャリンコ通勤!!

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今日はcannondaleを組み立てる日でした。

 

前半戦はCAAD13 Tiagra完成車を。

 

もう44と48の2サイズしか在庫がないですが、もしご興味あれば。

 

後半戦はSUPERSIX EVO DISCを組んでたのですが。

変速調整の段階になって少し違和感。

 

トリム調整がうまくいかず、リアをローに入れた状態でフロントのアウター側のトリムが特にうまくいかない。シフトインナーが絡まってるのかな?

 

フロントをインナーに入れてトリムを効かせ、リアをトップに入れてディレイラーを押さえつつリアを少し軽い方向に変速してみてもFメカは動かない。(前後のインナーワイヤが絡まっている場合これで分かります)

でもよく見るとすこ~しだけ動くぞ!

※力の加減をしないと変速機壊れるので注意が必要な作業です。

 

で、前にあったこれかな?と。

雑な図で申し訳ありませんが、ダウンチューブにリアブレーキのオイルホース(黒線)とフロントのシフトワイヤ(赤線)とリアのシフトワイヤ(青線)が内装されているのですが、オイルホースを介してシフトワイヤが絡まっている事案です。

 

この場合調整次第では変速調整できちゃいますが、絶望的にトリムが効かなくなります。

(それ以前にオイルホースが非常に心配な状態になります。)

 

なので、サクっと対応を。

スーパーシックスはシフトインナーを通すのが簡単なので、両方抜いてしまいます。

フタの中身。奥にオイルホースが見えます。

バリなんかもなく、非常に内部処理が綺麗なフレームです。

 

そんで、ここからリアメカ用のシフトワイヤを通します。

 

ここまで通してBB下とダウンチューブ上でワイヤを持って引っ張ってみて、一緒にオイルホースが引っ張られない事を確認。(ひっぱられたら、また絡まってるのでやり直し。)

 

そんでライナー管を通してしまいます。

 

 

次に同様に逆側を。Fメカ用ワイヤです。

そんでBB下とダウンチューブ上でワイヤを引っ張ってみて、オイルホースとRメカ用ワイヤが動かない事を確認して通しなおします。

 

この作業は、BB下のFメカ用のワイヤ受けを抜かなくてもできるので、そのままやります。

ここは不用意に外してしまうと、再度取り付けるのが微妙に難儀だな箇所だったりします。

ワイヤ受けからFメカ下まで筒が通っているのですが、穴のサイズが小さいのと角度が結構急なので少し苦労するポイントです。

 

で、問題なく変速するようになりました。

 

スーパーシックスの105は51サイズがラスト1台になりました(汗

54が最近少し再入荷してきています。

 

アルテグラ仕様は白と!

 

BBQカラーの51サイズが1台ずつ再入荷しています。

 

あと、同SUPERSIXのULTEGRA Di2仕様も入荷してきています。

 

 

それぞれ台数が少なく、春になってから売れているのでお探しの方はお早目にお問合せください!